郊外を走るときの3つの備え。ガソリン・電波・野生動物
市街地を離れると前提が変わります。道東や道北を車で回る前に知っておくことです。

- 次のスタンドまで数十キロ、は普通にある
- 電波が入らない区間がある
- 野生動物との衝突は、実際に起きる
札幌や旭川の市街地と、道東・道北の郊外では、運転の前提が違います。市街地の感覚のまま出ると困ります。
1. 給油の間隔
郊外では、ガソリンスタンドの間隔が広くなります。
- 次のスタンドまで50km以上という区間がある
- 夜間や日曜に閉まる店がある
- 冬期は営業時間が短くなることも
対策は単純で、半分を切ったら入れる。市街地なら残り1/4でも平気ですが、郊外ではこの余裕が要ります。
特に夕方以降に長距離を走るなら、明るいうちに満タンにしておくのが確実です。
2. 電波が入らない区間
山間部や海沿いには、携帯の電波が届かない場所があります。
- 地図アプリが読み込めなくなる
- 通話もできない
- 区間によっては数十分続く
対策は、経路を事前にダウンロードしておくことです。多くの地図アプリに、オフラインで使える機能があります。
紙の地図を1枚持っておくのも、古い方法ですが確実です。
3. 野生動物
これが最も現実的な危険です。
- エゾシカ — 道路に出てくる。衝突事故が多い
- キツネ — 車に慣れていて逃げない個体がいる
- その他、タヌキ・リスなど
シカは体が大きく、衝突すると車が走行不能になることがあります。けが人が出ることもあります。
出やすい時間と場所
- 明け方と夕暮れ。暗くなり始める時間帯
- 森に挟まれた道
- 春と秋に活動が増える
「動物注意」の標識がある区間は、実際に出ます。速度を落としてください。
見かけたときの対処
- 1頭いたら、後続がいると考える。群れで動く
- 急ハンドルで避けない。対向車線に出るほうが危険
- 減速して、通り過ぎるのを待つ
2つ目が重要です。動物を避けようとしてハンドルを切り、より大きな事故になる例があります。ブレーキで減速するのが基本です。
キツネに餌を与えない
道端にキツネがいると、つい窓を開けたくなりますが、やめてください。
- 餌をもらえると学習し、道路に出てくるようになる
- 結果として、事故に遭う個体が増える
- 人間にも感染する寄生虫を持つことがある
見るだけ、触らない、与えない。これが動物のためにもなります。
そのほかの備え
- 飲み物と軽食 — 立ち寄れる場所が少ない
- トイレの位置を把握しておく(道の駅が目安)
- 冬は、毛布と防寒具を車に積む
最後の点は、立ち往生に備えるためです。冬の郊外で動けなくなると、救援まで時間がかかります。
道の駅を使う
郊外のドライブでは、道の駅が重要な拠点になります。
- トイレ、休憩、食事
- 地域の情報が得られる
- 道路状況の掲示があることも
営業時間があるので、夜間は使えない場合があります。計画に入れるなら時間を確認してください。
給油のルール
郊外ではスタンドが少なく、早く閉まります。
- 燃料計が半分を切ったら入れる
- 町を出る前に入れる
- 郊外は18〜19時に閉まる。日曜休業もある
- カードが使えない店がある。現金を少し持つ
50km以上スタンドがない区間が普通にあります。観光地に着いてから探すという順番にしないでください。
電波が届かない区間
山間部やトンネルの多い区間では圏外になります。
- オフラインで使える地図を用意する
- 目的地の住所を事前にメモする
- 紙の地図を1枚積んでおく
ナビが使えなくなると、分岐で判断できません。経路を大まかに頭に入れておくのが実用的です。
まとめ
郊外を走るなら、給油は半分で、地図はオフラインで、動物は減速して待つ。この3つです。
市街地の感覚のまま出ると、どれかで困ります。特に夕暮れ時の運転は、速度を落としてください。