網走で何を見るか。博物館・刑務所・湖の組み合わせ
流氷の時期以外にも見どころがあります。半日から1日の組み方です。

- 流氷の季節以外も施設が営業している
- 博物館系が充実。雨でも成立する
- 湖と岬は車がないと回りにくい
網走は流氷で知られていますが、流氷は2〜3月だけです。それ以外の季節に行く場合、何を見るかという話をします。
博物館が3つある
網走には性格の違う博物館があります。どれも屋内なので天候に左右されません。
| 施設 | 内容 |
|---|---|
| オホーツク流氷館 | 流氷の実物展示。年中−15度の部屋がある |
| 博物館 網走監獄 | 旧網走刑務所の建物を移築保存 |
| 北方民族博物館 | 北方の諸民族の生活と文化 |
流氷館は夏でも流氷が見られます。実際の流氷を保存した部屋があり、−15度の体感も試せます。流氷の季節に来られない人には代わりになります。
網走監獄
いちばん印象が強い施設です。明治期の刑務所の建物を移築し、復元した野外博物館です。
見どころは建物そのものです。木造の放射状の舎房が残っており、中に入って通路を歩けます。
- 所要は1時間半から2時間
- 屋外の移動がある。歩きやすい靴
- 食堂で「監獄食」を出している
開拓期の北海道で、受刑者が道路建設に動員された歴史も展示されています。観光施設ですが、内容は重いです。
北方民族博物館
アイヌだけでなく、北極圏の諸民族を扱う博物館です。衣服、道具、住居の展示があります。
規模は大きくありませんが、展示の質が高い施設です。寒冷地で人がどう暮らしてきたかという視点で見ると面白く読めます。
天都山の上にあり、流氷館と近い位置です。この2つは一緒に回れます。
湖を回る
網走の周辺には湖が3つあります。
- 網走湖 — 市街に近い。ワカサギ釣りで知られる
- 能取湖(のとろこ) — 9月にサンゴ草が赤くなる
- 濤沸湖(とうふつこ) — 白鳥が来る。小清水原生花園が近い
9月に行くなら能取湖のサンゴ草が目当てになります。湖畔が一面赤くなる、この時期だけの景色です。
見ごろは9月中旬から下旬です。年によって色づきが違い、生育状況で変わります。
能取岬
オホーツク海に突き出した岬です。草原と灯台と海が見えます。
建物がほとんどない場所なので、風が強く、体感が低くなります。夏でも羽織るものが必要です。
流氷の季節は、ここから氷に覆われた海が見えます。それ以外の季節は青い海と牧草地です。
1日の組み方
| 時間 | 行動 |
|---|---|
| 9時 | 網走監獄(1時間半〜2時間) |
| 11時半 | 天都山へ。流氷館と北方民族博物館 |
| 13時 | 昼食 |
| 14時 | 能取湖・能取岬 |
| 16時 | 市街に戻る |
半日で済ませるなら、網走監獄と流氷館の2つに絞れば足ります。
移動の手段
市街の施設はバスで回れますが、湖と岬は車が前提です。
- 観光施設を結ぶバスが運行する時期がある
- レンタカーなら湖と岬まで行ける
- 女満別空港から市街まで車で30分前後
車がない場合は、市街の博物館3つに絞ると無理がありません。
食べ物
オホーツクの海産物が中心です。
- ホタテ — 産地。刺身と焼きの両方
- サケ — 秋が旬。いくらも
- カニ — 市場と直売所
- ザンギ — 道東の鶏の揚げ物
9月から10月はサケの季節です。秋サケといくらが同時に出る時期なので、この時期に行くなら狙う価値があります。
宿泊するか通過するか
網走は道東を回る旅程の中継点になります。
知床、阿寒、釧路と組み合わせる場合、網走に1泊して博物館を回り、翌日に知床へ向かうという流れが組みやすいです。
見どころが集中しているので、1泊で十分回れます。