hokkaido-tips.com

4月の道路は冬と春が混ざる。峠と凍結の読み方

交通・アクセス 3分で読めます by カイ

市街は春でも峠は冬です。4月に運転するときの判断を書きます。

  • 市街は乾いていても、峠と日陰は凍る
  • 冬期閉鎖の道路が順次開く。開通日は年ごとに違う
  • タイヤ交換は4月中旬以降。峠に行くなら5月まで待つ

4月の北海道は、場所によって冬と春が分かれます。札幌の市街が乾いていても、1時間走れば雪があります。

標高と日陰

4月に路面が凍る条件は2つです。

  1. 標高が高い — 峠と山間部
  2. 日が当たらない — 日陰、橋の上、トンネルの出入口

市街地でも、建物の影になる場所や橋の上は凍ります。朝と夜が危険です。

日中に解けた水が、夜に凍って薄い氷になります。これが黒く光って見える路面で、もっとも滑ります。

冬期閉鎖の道路

標高の高い道路は、冬に閉鎖されます。4月から順次開通します。

時期 状況
4月上旬 低い峠が開き始める
4月下旬 多くの道路が開通
5月 標高の高い道路が開く
6月 残っていた道路も開く

代表的なものに、知床横断道路や大雪山周辺の道路があります。開通日は雪の量で前後します。

閉鎖されていると、大きく迂回することになります。数時間変わるので、出発前に道路情報を確認してください。

タイヤ交換の判断

交換の時期は、どこを走るかで変わります。

  • 市街地だけ — 4月中旬から下旬
  • 郊外も走る — 4月下旬以降
  • 峠や山間部へ行く — 5月まで待つ

4月に雪が降る年があります。早く替えて降られると動けません。

レンタカーの場合、4月は会社によって冬タイヤと夏タイヤが混在します。峠を走る予定があるなら、借りるときに確認してください。

雪解けによる影響

雪が解けることで起きる問題があります。

  • 路面が荒れる — 凍結と融解を繰り返して穴ができる
  • 砂が残る — カーブで滑ることがある
  • 落石 — 雪が解けて岩が落ちる
  • 水たまり — 排水が追いつかない

路面の穴は実害があります。深い穴に落ちるとタイヤやホイールが傷みます。春の道では、路面をよく見てください。

砂は冬に撒かれた滑り止めです。乾いた砂がカーブに残っていると、タイヤが滑ります。

視界と光

4月は雪面の照り返しが強い時期です。

  • 残雪の反射で目が疲れる
  • サングラスがあると楽
  • 朝夕は太陽の高さが低く、まぶしい

雪が残っているうちは、サングラスを持って行く価値があります。

動物が出始める

春はシカやキツネの動きが活発になります。

  • 若い個体が移動する
  • 餌を求めて道路脇に出る
  • 夕方と朝が多い

対策は冬と同じです。暗い時間に郊外を走らない、速度を落とす、1頭見たら後続を警戒する。

4月に走りやすい区間

条件を踏まえると、4月に無理のない行き先があります。

  • 札幌〜小樽 — 低地。問題が少ない
  • 札幌〜登別・洞爺 — 高速道路中心
  • 札幌〜旭川 — 高速道路
  • 函館・道南 — 雪解けが早い

一方、知床・大雪山・日高の山越えは4月には向きません。道が開いていない可能性があります。

持って行くもの

4月でも冬の装備を車に残しておくほうが安全です。

  • スノーブラシ・解氷スプレー
  • 軍手
  • 長靴(雪解けのぬかるみ)
  • 羽織るもの

春になったからと冬の道具を全部降ろすと、遅い雪に当たったときに困ります。ゴールデンウィークまでは積んでおくのが無難です。

道路情報の見方

4月に長距離を走るなら、2つを見てください。

  • 道路管理者の情報 — 通行止めと冬期閉鎖の開通状況
  • 天気予報 — 峠の降雪

朝に確認して、閉鎖されていれば経路を変える。これだけで、現地で引き返す事態を防げます。

AUTHOR

カイ

釧路・道東 · 交通とアクセス担当

道東を車で回って8年。バスと鉄道とレンタカーの現実的な使い分けを調べています。

このライターの記事 →