北海道の桜はどこで見るか。種類と名所と、開花の順番
5月に咲きます。本州の桜と見た目も違います。

- 咲くのは5月。南から北へ順に開く
- エゾヤマザクラが主。色が濃く、葉と同時に出る
- 花見でジンギスカンを焼く習慣がある
北海道の桜は5月に咲きます。本州より1か月遅く、種類も違います。
咲く順番
| 地域 | おおよその時期 |
|---|---|
| 函館・松前(道南) | 4月下旬〜5月上旬 |
| 札幌・小樽(道央) | 5月上旬 |
| 旭川・富良野(道北) | 5月中旬 |
| 釧路・根室(道東) | 5月中旬〜下旬 |
南から北へ、約3週間かけて北上します。道内を移動すれば、桜を追えます。
年によって1週間前後ずれます。行く数日前に開花情報を確認してください。
桜の種類が違う
本州で主流のソメイヨシノは、北海道では主役ではありません。
- エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ) — 主流。色が濃いピンク
- チシマザクラ — 小ぶり。道東と高地
- ソメイヨシノ — 道南に多い
- 八重桜 — 遅咲き。5月下旬
エゾヤマザクラは花と葉が同時に出ます。ソメイヨシノのように花だけの状態にならないので、見た目が違います。
色が濃いので、遠くから見ても桜だと分かります。
主な名所
| 場所 | 特徴 |
|---|---|
| 五稜郭公園(函館) | 星形の堀に沿って桜。展望塔から見下ろせる |
| 松前公園(松前) | 品種が多い。長い期間楽しめる |
| 円山公園・北海道神宮(札幌) | 花見の定番。混む |
| モエレ沼公園(札幌) | 桜の森がある |
| 二十間道路桜並木(新ひだか) | 直線の並木。規模が大きい |
| 静内・日高 | 並木と牧場の景色 |
五稜郭は、上から堀と桜を同時に見られるのが他にない点です。展望塔に上がる形になります。
二十間道路は長い直線の並木です。規模で選ぶならここです。
花見の習慣
北海道の花見には独特の習慣があります。ジンギスカンを焼きます。
公園に火を使える区画があり、コンロを持ち込んで焼きます。札幌の円山公園などで、この時期に見られます。
- 公園によって火気の使用が可能な区画が決まっている
- 道具はレンタルできる場所がある
- ごみは持ち帰る
- 禁止されている公園もある
やるなら、その公園で火が使えるか確認してください。年によって規制が変わります。
服装
5月初旬の北海道は、本州の3月下旬にあたります。
- 薄手のコートかジャンパー
- 長袖
- 座るならシートと、敷くもの(地面が冷たい)
- 風を通さない上着
花見で長時間座るなら、地面からの冷えに備えてください。ブルーシート1枚では寒いです。
混雑
ゴールデンウィークと桜の時期が重なる地域があります。
- 道南は連休と重なることが多い
- 札幌は連休の後半から
- 週末の名所は混む
平日の午前なら空いています。名所でも朝8時台はほとんど人がいません。
桜以外の花
5月は桜だけではありません。
- 梅 — 桜とほぼ同時に咲く。北海道では同時期
- チューリップ — 5月中旬以降
- 芝桜 — 5月中旬から下旬
- 水芭蕉 — 雪解け直後の湿地
本州では梅が先に咲いて桜が後ですが、北海道では同時に咲きます。同じ公園で両方見られることがあります。
開花情報の見方
自治体や観光協会が開花状況を出します。
- 「開花」— 数輪咲いた状態
- 「満開」— ほぼ全部咲いた状態
- 開花から満開まで数日
- 満開から散るまで1週間程度
見ごろは満開の前後数日です。開花情報が出てから動けるなら、ほぼ外しません。
遅い雪
5月に雪が降る年があります。桜が咲いているところに雪が降ることもあります。
珍しい景色ですが、花が傷みます。咲いた直後に強い風雨や雪が来ると、見ごろが短くなります。
日程に幅があるなら、天気の良い日に合わせて動くほうが確実です。