じゃがいもととうもろこし。品種で味が変わる秋の味覚
品種名を見ると選べます。産地と食べ方も書きます。

- じゃがいもは品種で向く料理が決まる
- とうもろこしは8月から9月。鮮度で甘さが変わる
- 直売所が最も安く、品種を選べる
北海道は、じゃがいもととうもろこしの大きな産地です。品種を知っていると選べます。
じゃがいもの品種
| 品種 | 食感 | 向く料理 |
|---|---|---|
| 男爵 | ほくほく。煮崩れる | 粉ふき、コロッケ、ポテトサラダ |
| メークイン | 粘りがある。崩れにくい | 煮物、カレー、シチュー |
| キタアカリ | 甘みが強い。ほくほく | 蒸す、焼く、バターをのせる |
| インカのめざめ | 濃い黄色。栗のような甘み | 蒸す、素揚げ |
| とうや | なめらか。煮崩れにくい | 煮物、サラダ |
覚えるなら2つで足ります。崩したいなら男爵、形を残したいならメークイン。
そのまま味わうならキタアカリかインカのめざめです。蒸してバターと塩だけで食べると、品種の差がはっきり分かります。
じゃがいもの産地
- 十勝 — 畑作地帯。生産量が多い
- 倶知安・ニセコ — 産地として知られる
- オホーツク・北見方面
- 富良野・美瑛
収穫は8月から10月です。秋に直売所へ行くと、品種別に積まれています。
保存のしかた
じゃがいもは扱いやすい野菜ですが、条件があります。
- 暗い場所に置く — 光に当てると緑になる。緑の部分は食べない
- 涼しい場所 — 暖かいと芽が出る
- 冷蔵庫には入れない — 糖が増えて味が変わる(揚げ物には不向きになる)
- 新聞紙に包むか、通気性のある袋に入れる
芽が出たら取り除いてください。芽と緑の部分には毒性があります。
とうもろこし
北海道では「とうきび」と呼ばれます。旬は8月から9月です。
品種には系統があります。
- 黄色種 — 定番。甘みが強い
- 白色種(ピュアホワイトなど) — 粒が白い。甘い。生でも食べられる品種がある
- バイカラー — 黄色と白が混ざる
白いとうもろこしは、糖度が高く、生で食べられるものがあります。直売所で出会ったら試す価値があります。
鮮度がすべて
とうもろこしは、収穫した瞬間から糖が減ります。
- 収穫から数時間で甘さが落ちる
- 買ったらすぐゆでるか蒸す
- 皮をむかずに保存する
- すぐ食べられないなら、ゆでて冷凍
つまり、産地の直売所で朝採れのものを買って、すぐ食べるのが最高の食べ方です。
道の駅や直売所では、ゆでたものを売っていることがあります。これが手軽です。
ゆで方
短時間で足ります。
- 皮をむく(ひげも取る)
- 沸騰した湯に入れる
- 3〜5分でゆで上がる
- 塩は後からふるか、ゆで湯に少し入れる
ゆですぎると甘みが抜けます。長くゆでないことが肝心です。
電子レンジでも作れます。皮ごとラップで包んで加熱すると、蒸した状態になり、甘さが残ります。
焼きとうもろこし
祭りや道の駅で出ます。しょうゆやバターを塗って焼く形です。
家でやるなら、一度ゆでてから焼くと失敗しません。生から焼くと、中まで火が通る前に外が焦げます。
どこで買うか
| 場所 | 特徴 |
|---|---|
| 農産物の直売所 | 品種を選べる。安い。朝が狙い目 |
| 道の駅 | 地元産。ゆでたものもある |
| スーパー | 安定して並ぶ。品種表示がある |
| 観光市場 | 海産物が主。野菜は少ない |
直売所がいちばんです。品種名が書かれていて、生産者が近いので鮮度が高いです。
午後には良いものが売り切れます。午前に行ってください。
持ち帰り
じゃがいもは常温で持ち帰れます。ただし重いので、量を考えてください。
とうもろこしは鮮度が落ちます。持ち帰るなら保冷して、その日か翌日に食べてください。発送するなら、クール便が確実です。
加工品として、コーンの缶詰やスープ、じゃがいもの菓子(ポテトチップスなど)があります。これは常温で持てます。