レンタカーの選び方。車種・保険・オプションの判断
北海道では走行距離が長くなります。何を選ぶかを整理します。

- 距離が長いので、小さすぎる車は疲れる
- 免責補償(NOC込み)は入っておく
- 冬は四輪駆動と冬タイヤを確認する
北海道のレンタカーは、本州と選び方が変わります。1日に200〜300km走ることが前提になるためです。
車種の選び方
| クラス | 向く条件 |
|---|---|
| 軽自動車 | 2人・短距離・市街中心。長距離は疲れる |
| コンパクト | 2〜3人。燃費と扱いやすさの両立 |
| ミドル(1.5〜2.0L) | 3〜4人・長距離。高速で楽 |
| ミニバン | 4人以上・荷物が多い |
| SUV・四輪駆動 | 冬・雪道・未舗装路 |
費用を抑えたくて軽を選ぶ人がいますが、高速道路を長時間走ると疲れます。風にあおられ、追い越しに力が足りません。
2人でも、長距離を走るならコンパクト以上を勧めます。差額は1日あたり数千円です。
荷物の量を考える
スーツケースが入らないという失敗があります。
- 大型スーツケース2個 — コンパクトでは厳しい
- 4人+荷物 — ミドル以上かミニバン
- スキー・スノーボード — 後席を倒すか、ミニバン
予約サイトには荷物の積載量が書かれています。人数だけで選ばず、荷物も数えてください。
保険と補償
ここは省略しないでください。
レンタカーの料金には基本の保険が含まれていますが、2つの自己負担が残ります。
- 免責額 — 事故のとき自分が払う金額(数万円)
- NOC(ノンオペレーションチャージ) — 車が修理で使えない期間の営業補償(数万円)
これらを免責補償制度に加入すると免除されます。1日あたり千数百円程度です。
北海道では、動物との衝突という現実的なリスクがあります。シカにぶつかると車が走れなくなります。この補償に入っておく価値は高いです。
冬の確認事項
11月から4月に借りる場合です。
- 冬タイヤが装着されているか — 道内の会社は標準。他県から乗り入れる場合は確認
- 四輪駆動か — 山間部や峠を走るなら有利
- スノーブラシが積まれているか
- 解氷スプレーがあるか
4月と11月はタイヤが切り替わる時期です。峠を走る予定があるなら、借りるときに確認してください。
四輪駆動は、発進と登坂で差が出ます。ブレーキの効きは変わらないので、四輪駆動でも速度は落としてください。
オプションの判断
| オプション | 判断 |
|---|---|
| カーナビ | 標準装備が多い。スマホでも足りる |
| ETCカード | 自分のカードを持って行けば不要 |
| チャイルドシート | 子どもがいるなら必須。年齢で種類が違う |
| 乗り捨て(ワンウェイ) | 便利だが追加料金。片道の旅程では検討 |
| 免責補償 | 入る |
乗り捨ては北海道で効くことがあります。たとえば新千歳で借りて釧路や女満別で返すと、戻る移動が不要になります。
追加料金はかかりますが、往復の移動時間と燃料代を考えると見合う場合があります。
予約の時期
- 夏(7〜8月) — 早く埋まる。数か月前
- 冬(12〜2月) — スキー需要。早めに
- 連休 — 最も取りにくい
- 平日・春秋 — 直前でも取れることがある
繁忙期は車種が指定できなくなります。希望の大きさがあるなら、早く押さえてください。
借りるときにやること
- 運転する人全員を登録する — 未登録だと保険が効かない
- 傷の確認 — 写真を撮っておく
- 燃料の種類を確認 — ガソリンか軽油か
- 給油口の位置と開け方
- ライトとワイパーの操作
- 非常用の備品の場所
1番目を忘れる人がいます。登録していない人が運転して事故を起こすと、保険が適用されません。免許証を全員分出してください。
返すときの注意
- 満タン返しが基本。給油の証明を求められることがある
- 空港周辺のスタンドは混む。手前の町で入れる
- 返却から搭乗までの時間を1時間以上見る
- 冬は雪を落としてから返す
返却後、送迎バスで空港まで移動します。この時間を忘れると飛行機に遅れます。
国際免許で運転する場合
海外から来る人向けの注意です。
- 日本は左側通行
- 冬道の運転は経験がないと危険
- 条約に基づく国際運転免許証か、公的な翻訳文が必要
雪道の運転経験がない場合、冬に北海道で運転するのは避けたほうがいいです。公共交通と送迎バスで動けます。