ひとりで温泉に泊まる。断られる宿と、受ける宿の違い
1名の予約が通らないことがあります。探し方を書きます。

- 1名の予約を受けない宿がある。部屋単位の料金のため
- ビジネスホテル型の温泉宿が狙い目
- 平日のほうが取りやすく、安い
温泉宿にひとりで泊まろうとすると、予約の段階で断られることがあります。理由と、探し方の話です。
なぜ断られるのか
多くの温泉旅館は、部屋単位で採算を考えています。
- 部屋の広さと布団の数が2名以上を前提にしている
- 食事の提供が人数で組まれている
- 1名でも清掃や準備の手間は同じ
そのため、1名で泊まると宿の側が割に合いません。断るか、割増料金を取るという対応になります。
これは意地悪ではなく、採算の話です。
受けてもらえる条件
1名でも泊まれる宿には、傾向があります。
| 宿のタイプ | 1名の受け入れ |
|---|---|
| 大型のホテル型 | 受けることが多い。シングルの部屋がある |
| 温泉付きのビジネスホテル | 受ける。1名が前提 |
| 公共の宿・国民宿舎 | 受けることが多い |
| 小規模な旅館 | 断られやすい |
| 部屋数の少ない高級旅館 | 断られやすい、または割増 |
いちばん確実なのは温泉付きのビジネスホテルです。1名の宿泊を前提に作られているので、割増がありません。
探し方
予約サイトの絞り込みを使います。
- 人数を1名にして検索する
- 出てきた宿が、1名を受ける宿
- 「ひとり旅」「おひとり様」のプランを探す
人数を2名で検索してから「ひとりでも泊まれるか」と考えると、手間がかかります。最初から1名で検索するのが早いです。
サイトに出ていなくても、電話で聞けば受ける宿があります。平日なら柔軟に対応してくれることがあります。
平日を狙う
これがいちばん効きます。
- 平日は部屋が埋まりにくい
- 1名でも受けてもらえる確率が上がる
- 料金が安い
- 浴場も空いている
週末と連休は、2名以上の客で埋まります。1名の予約は後回しになります。
日程を動かせるなら、平日を選んでください。
食事の扱い
ひとりで旅館の食事を取ると、量が多いことがあります。
- 会席の料理は1人前が多め
- 食事処でひとりの席になる
- 部屋での食事を選べる宿もある
気になるなら、素泊まりか朝食のみにして、夕食は外で取るという選択もあります。温泉街に食堂があれば成立します。
ただし温泉街は夜に早く閉まることが多いので、食事処があるか先に確認してください。
日帰り入浴という選択
泊まらずに入る方法もあります。
- 人数の制約がない
- 費用が安い
- 複数の宿の湯を比べられる
- 受付時刻が午後早めに終わる点に注意
「有名な宿の湯に入りたい」という目的なら、日帰り入浴で足りることがあります。宿泊は別の宿にして、湯だけ入るという組み方です。
ひとりで泊まる利点
制約はありますが、良い面もあります。
- 自分のペースで何度も湯に入れる
- 起きる時間、出る時間を自由に決められる
- 静かに過ごせる
- 予定の変更がしやすい
温泉は本来ひとりで入るものなので、同行者に合わせる必要がないのは大きい利点です。
貸切風呂は向かないことがある
貸切風呂は2名以上を想定した料金設定が多いです。
ひとりで使うと割高になるので、大浴場で足ります。平日なら大浴場もほぼ貸切のような状態になることがあります。
安全のこと
ひとりで入浴する場合、注意点があります。
- のぼせたときに気づく人がいない
- 長湯しない。10分程度で出入りする
- 飲酒後に入らない
- 前後に水分を取る
露天風呂や、人の少ない時間の浴場では特に気をつけてください。体調が悪いと感じたらすぐ出ること。無理をしても誰も見ていません。
道内で探すなら
1名で泊まりやすい温泉地の傾向です。
- 湯の川(函館) — 温泉付きのビジネスホテルがある
- 定山渓 — 札幌市内。規模の大きい宿が多い
- 登別 — 大型ホテルが複数
- 旭川・帯広などの市街 — 温泉大浴場付きのホテル
市街のホテルに温泉の大浴場が付いている物件は、1名で泊まれて温泉にも入れるという条件を満たします。観光の拠点にもなります。