入れ墨がある場合の温泉。施設の方針と確認の方法
施設ごとに扱いが違います。断られない方法を書きます。

- 断る施設、覆えば可の施設、制限しない施設がある
- 貸切風呂や部屋付きの風呂なら問題にならない
- 事前に電話で聞くのがもっとも確実
入れ墨やタトゥーがある場合、温泉に入れるかは施設の方針で決まります。統一された規則はありません。
3つの対応に分かれる
| 方針 | 内容 |
|---|---|
| 入浴を断る | 大きさに関係なく不可 |
| 覆えば可 | シールやテープで隠す。大きさに上限がある |
| 制限しない | そのまま入れる |
公共の施設と大型の温泉旅館では、断る方針のところが比較的多いです。
一方、小規模な宿や、国外からの客が多い地域の施設では、制限しない場合があります。
なぜ断る施設があるのか
慣習的な理由です。他の利用者が不安を感じるという判断にもとづいています。
施設としては、他の客への配慮という位置づけで方針を定めています。良いか悪いかという議論とは別に、方針として存在するというのが現状です。
確実な確認の方法
いちばん早いのは電話で聞くことです。
- 施設に電話する
- 「入れ墨があるのですが、入浴できますか」と聞く
- 覆えば可なら、大きさの条件を聞く
- 不可なら、貸切風呂があるか聞く
公式サイトに書かれている場合もありますが、書いていない施設が多いです。聞くほうが確実です。
行ってから断られるより、先に聞くほうが時間も気分も損をしません。
覆う方法
「覆えば可」の施設で使うものです。
- 専用のシール — 肌色のもの。防水
- テーピング用のテープ
- 大きさに上限がある(手のひら程度など)
- 湯で剥がれないものを選ぶ
市販の専用シールがあります。剥がれると意味がないので、防水のものを使ってください。
範囲が広い場合は、覆いきれないため対象外になります。
方針を気にしなくてよい選択
共同の浴場を使わなければ、問題になりません。
- 貸切風呂・家族風呂 — 他の客がいない
- 客室に風呂が付いた部屋 — 露天付きの部屋もある
- 一棟貸しの宿
- 日帰りの貸切プラン
いちばん確実なのは部屋に温泉の風呂が付いた宿です。予約サイトで「露天風呂付き客室」として絞り込めます。
料金は上がりますが、方針を確認する手間がなくなります。
貸切風呂の探し方
- 予約サイトで「貸切風呂」で絞り込む
- 宿泊の予約時に同時に予約する
- 日帰りで貸切を受ける施設もある
- 人数と時間が決まっている
貸切風呂は人数単位の料金が多いので、ひとりだと割高になることがあります。
国外からの観光客の状況
近年、方針を見直す施設が出ています。
- 国外からの客が多い地域(ニセコなど)では制限が緩い施設がある
- 覆えば可とする施設が増えている
- 一部の自治体や観光協会が対応を呼びかけている
ただし一律に変わったわけではありません。施設ごとに確認する必要がある状況が続いています。
サウナやプールも同じ
温泉以外でも、同じ方針が適用されます。
- サウナ施設
- 銭湯
- ホテルのプール
- スポーツ施設の浴場
温泉だけの話ではないので、浴場やプールを使う予定があれば確認してください。
断られたときの対応
施設の方針なので、現場で交渉しても変わらないことが多いです。
代わりの選択を用意しておくと、旅程が崩れません。
- 近くの別の施設を調べておく
- 貸切風呂のある宿に変える
- 足湯で済ませる(服を脱がない)
- 日帰りの貸切プランを探す
足湯は方針の対象になりません。服を着たまま入るので、温泉地の雰囲気だけ味わうことはできます。
先に聞くのがいちばん
結論は単純です。電話で聞く。
ひと言確認するだけで、行ってから困ることがなくなります。宿を予約する前に聞いておけば、別の宿を選ぶ余地も残ります。