温泉旅館の泊まり方。チェックインから朝食までの流れ
初めてだと戸惑います。一連の流れを順に書きます。

- チェックインは15時前後。夕食の時刻を先に決める
- 浴衣と館内着で館内を歩ける
- 夕食前に一度入り、夜と朝にも入るのが定番
温泉旅館に初めて泊まる人向けに、到着から出発までの流れを書きます。
チェックイン
15時前後が一般的です。
- フロントで手続き
- 夕食の時刻を決める — 17時半〜19時台から選ぶ
- 貸切風呂を予約する(あれば)
- 浴場の時間と場所を聞く
- 部屋へ案内される
夕食の時刻は早いほうが浴場が空いています。遅い時刻を選ぶと、入浴が夕食後になります。
部屋での準備
用意されているものを確認します。
- 浴衣(または館内着)— サイズが合わなければ替えてもらえる
- 帯
- 羽織(はんてん) — 冬は特に必要
- タオル — 大小。浴場に持って行く
- かご(ある宿も)
- 歯ブラシなどのアメニティ
浴衣のサイズはフロントで交換できます。合わないまま過ごす必要はありません。
浴衣の着方
- 右前 — 自分から見て左側が上に来る
- 帯は腰の位置で結ぶ
- 上に羽織を着る
- 館内はこれで歩ける
逆(左前)は死装束の合わせ方なので避けてください。鏡を見て、左側が上と覚えると分かりやすいです。
館内の歩き方
- 浴衣と館内着で歩ける
- スリッパか下駄が用意されている
- 食事処へも浴衣で行ける宿が多い
- ロビーや売店もそのまま
宿によって方針が違います。食事処は浴衣不可という宿もあるので、気になるなら聞いてください。
入浴の流れ
1泊で3回入るのが定番です。
- 到着後・夕食前 — 移動の疲れを取る
- 夕食後・就寝前 — 混む時間を外せる
- 朝 — 朝風呂。空いている
浴場は夕食の時間帯が空いています。人が食事に行っているためです。
逆に、チェックイン直後と夕食後すぐは混みます。
入浴の作法
守るのは3つです。
- かけ湯をして、体を洗ってから湯船に入る
- タオルを湯船に入れない
- 静かにする
長い髪はまとめてください。湯に広がると他の人が気にします。
湯上がりは体を拭いてから脱衣所に入ること。床が濡れると次の人が困ります。
男女の入れ替え
複数の浴場がある宿では、時間で男女が入れ替わることがあります。
- 夜と朝で入れ替わる
- 入口の暖簾の色や表示を確認する
- 両方の浴場に入れる仕組み
入れ替わる時間を聞いておくと、両方の湯に入れます。浴場ごとに造りが違う宿では、これが楽しみになります。
夕食
- 決めた時刻に食事処か部屋へ
- 品数が多い。順に出てくる
- 苦手なものがあれば予約時に伝える
- アレルギーは必ず事前に伝える
量が多いことが多いです。昼食を軽くしておくと、無理なく食べられます。
飲み物は別料金です。
布団
- 夕食中に敷かれる宿が多い
- 自分で敷く宿もある
- 部屋に戻ると準備されている
食事処で食べる宿では、戻ったときに布団が敷かれています。これを前提に、部屋の荷物をまとめておくと楽です。
朝
- 朝風呂に入る(空いている)
- 朝食の時刻に食事処へ
- 部屋に戻って支度
- チェックアウト(10時前後)
朝風呂は6時台が空いています。朝食前に入るのが定番です。
チェックアウトの時刻は宿によって違います。10時か11時が多いです。
持ち帰ってよいもの
- 歯ブラシ、使いかけのアメニティ — 持ち帰ってよい
- 浴衣とタオルは置いていく
- 備品は持ち帰らない
浴衣とタオルは宿のものです。部屋に残してください。
チップは不要
日本の宿では、チップを渡す習慣はありません。
サービス料が料金に含まれています。何も渡さなくて構いません。
気をつける点
- 夕食の時刻は早めに — 浴場が空く
- 貸切風呂は予約が要る — チェックイン時に
- 浴衣のサイズは替えられる
- 髪を乾かしてから部屋を出る — 冬は湯冷めする
- 浴場の営業時間を確認(深夜に清掃で閉まる)
最後の点は見落とされます。深夜0時から朝5時まで閉まる宿があります。夜更かしして入ろうとすると閉まっています。