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移住1年目の冬に買ってよかったもの、いらなかったもの

移住・暮らし · 帯広 3分で読めます by ナギ

北海道の冬に必要なものは、本州の感覚とずれます。実際に使ったものと、使わなかったものを分けました。

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2019年に十勝へ移住しました。最初の冬に慌てて買い揃えたもののうち、本当に要ったものと、結局使わなかったものがはっきり分かれています。

買ってよかったもの

防水で、滑らない靴

これが最優先です。冬靴と呼ばれるものを1足。本州のブーツでは路面で止まれません。

見るべきは2点だけです。底に滑り止めの加工があること、内側に防水層があること。デザインは後回しで構いません。雪が解けた水が染みると、一日中足が冷えます。

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冬靴(スノーブーツ・防水/滑り止め底)

底の加工と防水の2点で選びます。サイズは厚手の靴下を履く前提で、普段より0.5cm大きめが扱いやすいです。

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除雪用のスコップ(プラスチック製)

金属製のものを買いましたが、重くて続きませんでした。軽いプラスチック製のほうが、毎日続けられます。

雪かきは一度に大量にやるものではなく、降るたびに少しずつ片付ける作業です。道具が重いと、やらない日が増え、積もって手に負えなくなります。

室内用の加湿器

意外だったのがこれです。北海道の家は暖房を強く効かせるため、室内が極端に乾燥します。

喉を痛めてから買いました。最初から用意しておけばよかったと思っています。

延長コードと電源タップ

石油ストーブやファンヒーターを置く位置は、部屋の間取りで決まります。コンセントの位置と合わないことが多く、引っ越し当日に足りなくなります。

いらなかったもの

厚手のコートを何着も

1着あれば足ります。理由は、建物の中が暖かいからです。

北海道の屋内は、本州より暖房が強く効いています。外で厚着をして入ると、室内で汗をかきます。実際には「薄手を重ねて、室内で脱ぐ」ほうが快適でした。

高価な手袋

雪かきや車の雪下ろしで、手袋はすぐ濡れます。安いものを何組か持って、濡れたら替えるほうが実用的でした。

タイヤチェーン

冬タイヤを履いていれば、市街地では使いません。買いましたが、一度も出番がありませんでした。

峠を越える機会が多い人は別ですが、まず冬タイヤ、チェーンは必要になってからで間に合います。

金額より先に考えること

買い物より重要なのが、住む家の性能です。

  • 窓が二重か — 暖房費に直結します
  • 灯油タンクの大きさと、補充の頻度
  • 駐車場に屋根があるか — 無いと毎朝の雪下ろしが仕事になります
  • 玄関前の除雪は誰がやるか — 集合住宅では管理会社か住人かで分かれます

内見のときに聞けば答えてもらえます。夏に内見すると、この話が頭から抜けます。冬の暮らしを想像しながら見るのが大事です。

灯油代の見当

金額は年と地域で動くので、ここでは考え方だけ書きます。

戸建てか集合住宅か、断熱性能、在宅時間で大きく変わります。同じ地域の同じ間取りでも、家によって倍近く違うことがあります。

見当をつけたいなら、不動産会社に「前の入居者の冬の光熱費はどのくらいでしたか」と聞くのが早いです。答えられないこともありますが、聞く価値はあります。

1年目に戸惑ったこと

  • 雪が「解けない」。本州の感覚だと翌日には消えるが、春まで残る
  • 玄関のドアが凍って開かない日がある
  • 洗濯物が外で凍る
  • 車のワイパーを立てて駐車する習慣がある

どれも慣れますが、知らないと戸惑います。近所の人がやっていることを真似するのが、いちばん手早い学び方でした。

まとめ

移住1年目の買い物で効いたのは、靴と、軽いスコップでした。どちらも毎日使うものです。

逆に、厚手のコートを何着も買ったのは無駄でした。屋内が暖かいという前提を知らなかったためです。

買い物より先に、住む家の断熱と除雪の条件を確認してください。そこで決まる部分のほうが、はるかに大きいです。

AUTHOR

ナギ

帯広・十勝 · 移住と暮らし担当

2019年に十勝へ移住。家探し、灯油代、冬道の運転など、暮らして初めて分かったことを書きます。

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