松前の桜は品種が多い。4月下旬から5月下旬まで続く
道内でもっとも早く咲き、長く楽しめます。

- 品種が250種以上。早咲きから遅咲きまで
- 4月下旬から5月下旬まで見られる
- 北海道で唯一の城がある
松前町は北海道の南西端にあります。桜の品種の多さで知られる町です。
品種が多い
松前公園には、多数の品種の桜が植えられています。
- 250種以上とされる
- 1万本規模
- 早咲き、中咲き、遅咲きが揃う
- 松前町で育成された品種もある
品種が多いため、咲く時期が分散します。これが松前の特徴です。
長く楽しめる
| 時期 | 咲く桜 |
|---|---|
| 4月下旬 | 早咲き(南殿など) |
| 5月上旬 | ソメイヨシノなど中咲き |
| 5月中旬 | 遅咲き(八重桜など) |
| 5月下旬 | もっとも遅い品種 |
約1か月にわたって、次々と別の品種が咲きます。1か所の桜が1週間で終わる他の名所とは違います。
時期をずらして2回訪れると、違う桜が見られます。
北海道でもっとも早い
松前は道内で桜がもっとも早く咲く地域です。
- 4月下旬に開花
- 本州の北部とほぼ同時期
- 札幌より1週間以上早い
北海道の南西端にあり、対馬暖流の影響を受けるため気温が高めです。
松前城
公園の中に城があります。
- 北海道で唯一の日本式の城
- 幕末に築かれた
- 天守は復元されたもの
- 内部は資料館
- 石垣と堀が残る
江戸時代、松前藩がこの地を治めていました。蝦夷地の政治の中心だった場所です。
城と桜が同時に写せるので、桜の時期は撮影する人が多くいます。
寺町
城の近くに寺が集まっています。
- 古い寺院が並ぶ
- 歴史のある建物が残る
- 桜が植えられている
- 歩いて回れる
松前藩の時代からの寺町です。北海道で最も古い建築群のひとつが残っています。
食べ物
- 松前漬け — 数の子、昆布、スルメイカ。この地が発祥
- マグロ — 津軽海峡で獲れる
- ウニ・アワビ — 夏
- 昆布
松前漬けは全国で売られていますが、ここが発祥の地です。本来は数の子と昆布とスルメイカで作ります。
土産として買えます。要冷蔵のものと、常温のものがあります。
アクセス
| 出発地 | 所要 |
|---|---|
| 函館 | 車で2時間前後 |
| 函館空港 | 車で2時間半前後 |
| 木古内駅(新幹線) | 車・バスで1時間半前後 |
| 札幌 | 車で5時間前後 |
函館から2時間かかります。日帰りできますが、往復4時間の移動です。
鉄道は通っていません。車かバスになります。
木古内から行く
北海道新幹線の木古内駅が最寄りです。
- 木古内から路線バスがある
- 所要1時間半前後
- 本数が限られる
- レンタカーもある
本州から新幹線で来る場合、木古内で降りて松前へという経路が組めます。
バスの時刻を必ず確認してください。
桜の時期の混雑
- ゴールデンウィークと重なる年がある
- 週末は混む
- 駐車場が埋まる
- 宿が取りにくい
対策は平日と午前です。品種が多いので、見ごろの幅が広いのが有利です。
連休を外して5月中旬に行けば、遅咲きの桜を空いた状態で見られます。
宿
町に宿がありますが、数は限られます。
- 旅館、民宿
- 温泉がある
- 桜の時期は早く埋まる
- 函館に泊まって日帰りする選択も
桜の時期に泊まるなら、数か月前の予約が必要です。
服装
4月下旬から5月の道南です。
- 薄手のコートかジャンパー
- 風を通さない上着 — 海沿いで風がある
- 歩きやすい靴 — 公園と寺町を歩く
最高気温は12〜17度前後です。本州の3月下旬から4月上旬にあたります。
海に面しているので、風がある日は体感が下がります。
あわせて回る
- 江差 — 車で1時間半前後。日本海側の古い町
- 福島町 — 青函トンネルの記念館
- 上ノ国 — 中世の館跡
- 木古内 — 新幹線の駅と道の駅
道南の西側は北海道で最も早く和人が住んだ地域です。中世から江戸時代の遺構が残っています。
観光客が少ない地域なので、静かに回れます。
桜以外の時期
桜の時期を外すと、見るものは限られます。
- 城と資料館
- 寺町
- 海岸線
- 夏はウニとアワビ
正直に言えば、松前は桜の時期に行く町です。それ以外の季節に2時間かけて行く理由は、歴史に関心がある場合に限られます。