お盆に行くなら。混雑を前提にした組み方
一年でもっとも混みます。それでも行く場合の対策です。

- 航空券・レンタカー・宿のすべてが取りにくい
- 手配は数か月前。早いほど選べる
- 観光地は午前に動く
お盆(8月中旬)は北海道でもっとも混む時期です。帰省と観光が重なります。
何が起きるか
- 航空券 — 高い。空席がない
- レンタカー — 数か月前に埋まる
- 宿 — 高く、満室
- 高速道路 — 渋滞する区間がある
- 観光地の駐車場 — 満車
- 飲食店 — 行列
- フェリー — 満席
すべてが同時に厳しくなります。直前の手配では旅程が組めません。
手配の順番
早く埋まるものから押さえます。
- 航空券 — 発売と同時に近いタイミング
- レンタカー — 2〜3か月前
- 宿 — 2〜3か月前。温泉地は特に早い
- 行きたい施設の予約(観光船、体験など)
この順で押さえてください。レンタカーが取れないと旅程が成立しないことがあります。
宿の確保
| 宿のタイプ | 状況 |
|---|---|
| 人気の温泉旅館 | 数か月前に満室 |
| 富良野・美瑛周辺 | 最も取りにくい |
| 観光地のホテル | 高い。早く埋まる |
| 市街のビジネスホテル | 比較的取れる。値段は上がる |
| 郊外の民宿 | 選択肢になる |
観光地に泊まれない場合、市街のホテルに泊まって日帰りで通うという組み方があります。
旭川に泊まって富良野・美瑛へ通う、札幌に泊まって小樽や支笏湖へ、という形です。
混雑を避ける時間
これがもっとも効く対策です。
- 朝8時までに観光地に着く
- 団体バスは10時以降に入る
- 11時〜15時がもっとも混む
- 15時以降に再び減る
同じ場所が、朝と昼でまったく違います。駐車場も確保できます。
8月は日の出が早く、4時台から明るいので、早朝に動けます。
避けたほうがよい行き先
お盆に特に混む場所です。
- 富良野・美瑛 — 道路が渋滞する
- 小樽 — 観光客が集中する
- 旭山動物園 — 入園に待ち時間
- 青い池 — 駐車場が満車
- 人気の海鮮の店 — 行列
これらを外すか、朝のうちに済ませるかのどちらかです。
比較的空いている行き先
- 道東の内陸 — 阿寒、摩周、屈斜路
- 道北 — 稚内、サロベツ
- 日本海側 — 江差、留萌方面
- 十勝の郊外
- 公共の日帰り温泉
観光地として知られていない地域は、お盆でも静かです。
ただし移動距離が長くなります。
食事の確保
- 人気店は行列。待ち時間が1時間以上
- 予約できる店は予約する
- 昼の時間帯を外す(11時台か14時以降)
- 宿で2食付きにする
- スーパーと直売所を使う
観光地の店に並ぶのが嫌なら、スーパーで買って景色のよい場所で食べるという方法もあります。
道路の渋滞
本州ほどではありませんが、混む区間があります。
- 札幌近郊の高速道路
- 富良野・美瑛の観光道路
- 小樽方面
- 観光地の駐車場の出入り
対策は朝に動くことです。午前中なら流れています。
到着時刻を1時間多めに見てください。
お盆に行く利点
混雑の代わりに、この時期だけのものがあります。
- ヒマワリ — 8月が見ごろ
- 花火大会 — 各地で開かれる
- とうもろこし・メロン — 旬
- ウニ — 漁期の終盤
- ビールの屋外会場 — 中旬まで
- 日が長い。19時近くまで明るい
家族で動く場合、この時期しか休めないという事情があります。それなら対策を立てて行くことになります。
日程をずらせるなら
| 時期 | 条件 |
|---|---|
| 8月上旬 | 暑い。お盆より空いている |
| 8月中旬(お盆) | 最も混む |
| 8月下旬 | 空く。気温も落ち着く。ウニは終わる |
| 9月 | さらに空く。虫が減る |
1週間ずらすだけで、宿の値段と混雑が大きく変わります。
ヒマワリは8月下旬でも見られることがあります。
服装と持ち物
- 半袖と薄手の長袖
- 羽織るもの — 朝晩と道東
- 虫よけ — 必須
- 日焼け止めと帽子
- 水 — 郊外では店が少ない
お盆の北海道は、日中は暑くても朝晩は20度前後です。
まとめ
- 数か月前に手配する
- 朝8時までに観光地へ
- 市街に泊まって日帰りで通う
- 混む行き先を外すか、朝に回す
- 移動時間を多めに見る
お盆でも、朝に動けば混雑の大半は避けられます。