ラベンダーは7月。満開の時期と、見られない時期の見分け
時期を外すと何もありません。品種ごとの時期と畑の種類を書きます。

- 見ごろは7月中旬。6月はまだ、8月は刈り取り後
- 品種で時期がずれる。早咲きと遅咲きがある
- 8月以降はヒマワリやサルビアに切り替わる畑がある
富良野のラベンダーは、咲いている時期が短いのが最大の注意点です。写真で見た景色を期待して8月に行くと、刈り取られた畑を見ることになります。
時期の目安
| 時期 | 状態 |
|---|---|
| 6月下旬 | 早咲き品種が色づき始める |
| 7月上旬 | 早咲きが見ごろ |
| 7月中旬 | 最盛期。畑全体が紫になる |
| 7月下旬 | 刈り取りが始まる |
| 8月以降 | ほぼ終わり。刈られた畑 |
7月中旬の1〜2週間が本番です。年によって前後しますが、この範囲から大きく外れることはありません。
品種で時期が違う
ラベンダーには品種があり、咲く時期がずれます。
- 早咲き — 6月下旬から。色が濃い
- 中咲き — 7月上旬から
- 遅咲き — 7月中旬から下旬。香りが強い
大きな農園では複数の品種を植えているので、7月のあいだは何かしら咲いています。品種を分けていない畑は、時期を外すと何もありません。
なぜ刈り取るのか
ラベンダーは観賞用だけではなく、精油や乾燥花の原料として収穫されます。
花が咲きすぎると香りの成分が落ちるため、適期に刈ります。観光のために残しておくわけではありません。
そのため、7月下旬に行くと「一部は刈られ、一部は残っている」という状態になります。
8月以降に行く場合
ラベンダーが終わっても、花がない時期ではありません。
- ヒマワリ — 8月。大きな畑がある
- サルビア・マリーゴールド — 夏から秋
- コスモス — 9月
- そばの花 — 白い花。7〜8月
複数の花を帯状に植えた「虹の畑」のような構成の農園では、8月でも色のある景色が見られます。
ただし、ラベンダー一色の紫の斜面は7月だけです。これを見たいなら時期を合わせる必要があります。
混雑
7月中旬は、富良野と美瑛がもっとも混む時期です。
- 駐車場が満車になる
- 道が渋滞する
- 宿が埋まる。値段も上がる
- 人気の農園は人が多く、写真に人が入る
対策は時間です。朝8時までに着くと、人も車も少なく、光も柔らかくて写真が撮りやすいです。
午後は団体のバスが入ります。15時以降に再び減る傾向があります。
美瑛とあわせる
富良野と美瑛は隣接していますが、見るものが違います。
| 見るもの | |
|---|---|
| 富良野 | ラベンダー畑。花が主役 |
| 美瑛 | 丘の地形。畑のパッチワーク |
美瑛は花より丘の起伏と畑の色の違いを見る場所です。花の時期に関係なく成立します。
1日で両方回る場合、富良野を午前、美瑛を午後にすると移動が自然です。
回り方
車があるかどうかで変わります。
- 車 — 複数の農園を回れる。いちばん自由
- JR — 7月に臨時の観光列車が走る年がある
- 自転車 — 美瑛は起伏が激しい。電動が望ましい
- 観光バス — 主要な農園を回る
美瑛の丘を自転車で回る人がいますが、坂がきついです。見た目の印象より起伏があります。
服装と持ち物
7月の富良野は日中に30度近くまで上がる日があります。
- 日焼け止めと帽子 — 遮るものがない
- 水 — 畑の中には売店がないことがある
- 虫よけ — 草地なので虫がいる
- 羽織るもの — 朝晩は涼しい
一方、朝は15度前後まで下がります。早朝に行くなら上着が必要です。
写真のこと
ラベンダーをきれいに撮るなら、条件があります。
- 朝か夕方の斜めの光
- 曇りの日は色が沈む。晴れのほうが紫が出る
- 風がある日は花が揺れる
- 畑に入らない。農作物です
最後の点は守ってください。観賞用に見えても農地です。決められた通路から見ることになっています。