函館はイカと塩ラーメン。この街の2つの名物
どちらも理由があります。時期と食べ方を書きます。

- イカは夏から秋が旬。活イカは透明
- 函館のラーメンは塩。澄んだスープ
- どちらも朝市と市街で食べられる
函館の食べ物として挙げられるのがイカと塩ラーメンです。どちらにも理由があります。
イカの旬
函館で獲れるのはスルメイカが中心です。
| 時期 | 状況 |
|---|---|
| 6月 | 漁が始まる |
| 7〜9月 | 旬。活イカが出る |
| 10〜12月 | 続く。大きくなる |
| 1〜5月 | 少ない。冷凍や他産地のもの |
近年は漁獲量が減っています。不漁の年は値段が上がり、活イカが出ないこともあります。
活イカ
生きたイカをその場でさばいたものです。
- 身が透明 — 時間が経つと白くなる
- 歯ごたえが強い
- さばいた直後は足が動く
- 朝市の水槽で釣れる店がある
透明なイカは、その場でさばかないと見られません。鮮度が落ちると白濁します。
朝市では自分で釣って、その場でさばいてもらえます。子どもがいると盛り上がります。ただし入荷がない日はできません。
イカの食べ方
- 刺身 — 活イカならこれ
- イカそうめん — 細く切ったもの
- イカめし — 米を詰めて煮る。森町が有名
- 塩辛 — 土産にもなる
- 焼きイカ — 屋台や朝市
- 干物(するめ、一夜干し)
イカめしは森町の駅弁として知られています。常温で持ち運べるので、土産にもなります。
塩辛は瓶詰めで売られています。要冷蔵のものと、常温で持てるものがあります。
函館の塩ラーメン
北海道のラーメンは都市ごとに型が違います。函館は塩です。
- スープが澄んでいる
- 豚骨や鶏ガラを使うが、濁らせない
- ストレートの細麺が多い
- あっさりしている
札幌の味噌、旭川の醤油と比べると、もっとも軽い型です。脂の膜も張りません。
なぜ塩なのか
函館は古くから開港した港町で、中国大陸との行き来がありました。
そこから伝わった麺料理が、塩味の澄んだスープとして定着したとされています。味噌や醤油のラーメンより歴史が古いという説明もあります。
確定した経緯はありませんが、港町としての成り立ちと結びつけて語られます。
どこで食べるか
| 場所 | 特徴 |
|---|---|
| 函館駅周辺 | アクセスがいい |
| 五稜郭周辺 | 地元客が多い |
| 朝市の食堂 | 海鮮と一緒に |
| 湯の川周辺 | 温泉地に近い |
塩ラーメンは観光店より地元の店のほうが型に忠実なことがあります。五稜郭周辺は地元の人が使う地区です。
イカとラーメンを1日で
両方食べる組み方です。
- 朝7〜9時 — 朝市でイカ(海鮮丼かイカ刺し)
- 午前 — 元町の坂と教会
- 昼 — 塩ラーメン
- 午後 — 五稜郭
- 夕方 — 函館山の夜景
朝市は朝に行く場所、ラーメンは昼という組み合わせが自然です。両方とも軽めなので、1日で食べられます。
持ち帰り
- イカの塩辛 — 瓶詰め。要冷蔵のものが多い
- するめ・一夜干し — 常温で持てる
- イカめし — 常温。日持ちは短い
- 塩ラーメンのセット — 生麺と乾麺がある
常温で持てるのは干物とラーメンのセットです。生鮮は保冷か発送が必要になります。
不漁のとき
イカの漁獲量が減っている年があります。
- 活イカが出ない日がある
- 値段が上がる
- 朝市のいか釣りが休止することがある
イカを目的に行くなら、第二候補を決めておくほうが無難です。函館には他にも海産物があります。
函館のほかの食べ物
イカとラーメン以外にもあります。
- ホッケ — 開きを焼く。道南が産地
- ガゴメ昆布 — 粘りが強い。函館周辺で獲れる
- ハセガワストアのやきとり弁当 — 地元のチェーン。豚肉を使う
- ラッキーピエロ — 函館のハンバーガー店
- 五島軒 — 古くからの洋食店。カレー
「やきとり弁当」は鶏ではなく豚を使います。道南ではやきとりといえば豚串という地域があります。
こうした地元のチェーン店は、観光客にも人気があります。朝市や元町の近くに店があります。
食事の時間帯
| 食べるもの | 向く時間 |
|---|---|
| 朝市の海鮮・イカ | 7〜9時 |
| 塩ラーメン | 昼 |
| 寿司・居酒屋 | 夜 |
| 洋食 | 昼か夜 |
朝市は昼には閉まり始めます。朝に行く前提で旅程を組んでください。