アスパラは5月から6月だけ。太さと色で何が違うか
露地物の旬は短いです。グリーンとホワイトの違いも書きます。

- 露地物の旬は5月中旬から6月。期間が短い
- 太いほうが柔らかい。細いと筋が多い
- ホワイトは土をかけて育てたもの。品種は同じ
北海道のアスパラガスは、5月から6月のわずかな期間が旬です。この時期に行くなら、必ず食べる価値があります。
旬が短い
| 時期 | 状況 |
|---|---|
| 4月 | ハウス物が出始める |
| 5月中旬〜6月 | 露地物の最盛期 |
| 7月以降 | 終わる。輸入や他県産に替わる |
露地で育ったものが出るのは、雪が解けて地温が上がってからです。1か月半ほどしかありません。
この時期、道内のスーパーや直売所にはアスパラが山積みになり、値段も下がります。
太さで選ぶ
野菜の多くは「細いほうが柔らかい」ですが、アスパラは逆です。
- 太いもの — 柔らかく、甘みがある。食べ応えもある
- 細いもの — 筋が多く、硬い部分が出やすい
理由は育ち方です。株が元気だと太い芽が出ます。細いものは株の力が落ちた後に出たものです。
売り場では太いものを選んでください。値段は上がりますが、食感の差がはっきりします。
グリーンとホワイト
別の品種ではありません。育て方の違いです。
| グリーン | ホワイト | |
|---|---|---|
| 育て方 | 日に当てて育てる | 土や覆いで日を遮る |
| 味 | 香りと甘みが強い | やわらかく、ほのかな苦み |
| 手間 | 通常 | 手がかかる。値段が高い |
ホワイトは、日に当てないことで葉緑素が作られず白くなります。手間がかかるため高価です。
紫色のアスパラもあります。こちらは品種が違い、生で食べると甘みがあります。加熱すると緑になります。
食べ方
新鮮なものは、簡単に調理するほうが活きます。
- 焼く — 塩だけ。甘みが出る
- ゆでる — 短時間。マヨネーズか塩
- 蒸す — 水に味が逃げない
- 生 — 本当に新鮮なものだけ。薄く切る
ゆでる場合、ゆですぎないことが肝心です。太いものなら2〜3分で足ります。歯ごたえが残る状態で止めてください。
根元の硬い部分は、折れるところで折ると自然に境目が分かります。皮が硬ければピーラーでむきます。
どこで買うか
| 場所 | 特徴 |
|---|---|
| 農産物の直売所 | 太さを選べる。安い。朝が狙い目 |
| 道の駅 | 地元産が並ぶ |
| スーパー | 安定して並ぶ。価格も手ごろ |
| 観光市場 | あるが、海産物が主 |
いちばん良いのは直売所です。朝に収穫したものが並び、太さを自分で選べます。
午後には良いものが売り切れていることがあります。午前に行ってください。
持ち帰りと保存
アスパラは収穫後すぐに鮮度が落ちます。糖分が減り、筋が増えます。
- 買ったら早く食べる。当日か翌日
- 保存するなら立てて冷蔵する。横に寝かせると曲がる
- 濡らした紙で根元を包む
- 長く持たせたいならゆでて冷凍
持ち帰るなら保冷してください。夏の車内に置くと一気に劣化します。
発送を受けている直売所や農家があります。旅程の途中で買うなら、送るほうが確実です。
産地
道内各地で栽培されていますが、産地として知られる地域があります。
- 美唄・名寄 — ホワイトアスパラの産地として知られる
- ニセコ・倶知安 — 露地物
- 富良野・美瑛 — 農産物全般
- 十勝 — 畑作地帯
地域によって出荷の時期が少しずれます。道南は早く、道北は遅い傾向があります。
外で食べる
旬の時期、飲食店でアスパラの料理が出ます。
- 焼きアスパラ(居酒屋)
- アスパラの天ぷら
- ベーコン巻き
- パスタ・ピザの具
この時期の限定メニューとして出す店があります。「今日のおすすめ」に書かれていれば旬のものです。
加工品
旬を外した時期に買えるものもあります。
- 水煮の瓶詰め・缶詰
- アスパラのスープ
- ピクルス
生の味とは別のものになりますが、常温で持ち帰れるので土産には向きます。