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北海道の車は傷む。融雪剤と錆と、年2回の整備

移住・暮らし 3分で読めます by ハル

冬の条件が車を痛めます。やることと時期を書きます。

  • 融雪剤で下回りが錆びる。春に洗う
  • タイヤ交換は年2回。予約が必要
  • バッテリーは寒さで弱る。冬前に点検する

北海道で車を使うと、本州より早く傷みます。原因は融雪剤と低温です。

融雪剤による錆

冬の道路には、塩化カルシウムなどの融雪剤が撒かれます。これが車の下回りに付着します。

  • 金属が錆びる
  • マフラー、ブレーキの配管、足回りが傷む
  • 見えない場所なので気づきにくい
  • 進行すると車検に通らなくなる

対策は洗うことです。春に下回りを洗浄してください。

  • 洗車機の下回り洗浄を使う
  • ガソリンスタンドで頼む
  • 冬のあいだも、たまに洗うとよい

新車なら防錆の施工をする選択もあります。費用はかかりますが、長く乗るなら検討の価値があります。

年2回のタイヤ交換

時期 作業
10月下旬〜11月上旬 夏タイヤ → 冬タイヤ
4月中旬〜下旬 冬タイヤ → 夏タイヤ

どちらの時期も店が混みます。1か月前に予約を入れてください。

初雪が降ってから予約すると、数週間待ちになります。その間、夏タイヤで走ることになり危険です。

タイヤの寿命

冬タイヤは、溝が残っていても硬化すると効かなくなります。

  • 目安は3〜4シーズン
  • 溝の深さを見る(プラットフォームが出たら交換)
  • ゴムが硬くなっていないか触って確かめる
  • 製造年を見る(側面に表示がある)

「溝があるから大丈夫」とは言えません。古いタイヤは氷の上で止まりません。

買うなら9〜10月です。11月は値上がりし、在庫も減ります。

タイヤの保管

外したタイヤをどこに置くかという問題があります。

  • 自宅に置く — 直射日光を避け、立てて置く
  • 保管サービスを使う — 有料。店が預かる
  • 物置や車庫

集合住宅ではベランダに置けないことがあります。保管サービスは年間数千円からで、場所がない場合の選択肢です。

バッテリー

寒さで性能が落ちます。

  • 気温が下がると出力が落ちる
  • 暖機やライトで電力を使う
  • 弱っていると朝にエンジンがかからない

冬の前に点検してください。ガソリンスタンドやディーラーで無料で測ってくれることがあります。

3年以上使っているバッテリーは、冬前の交換を検討する価値があります。−15度の朝に動かないというのは、本当に困る事態です。

ウォッシャー液

これは忘れやすい項目です。

夏用のウォッシャー液は、冬に凍ります。タンクの中とノズルで凍り、噴射できなくなります。

  • 冬用(不凍タイプ)に入れ替える
  • 10月中に替える
  • 水で薄めない

冬の運転では、融雪剤で汚れたフロントガラスを何度も洗います。ウォッシャーが使えないと視界が確保できません。

冬に車に積むもの

  • スノーブラシ・スクレーパー — 雪と氷を落とす
  • 解氷スプレー — 凍った鍵穴とガラス
  • 軍手
  • スコップ — 雪に埋まったとき
  • 毛布・寝袋 — 立ち往生への備え
  • 携帯充電器
  • 水と軽食

後半の4つは、吹雪で動けなくなったときのためのものです。実際に数時間から十数時間止まる事例が毎年起きています。

ワイパー

冬用のワイパーに替える人がいます。

  • ゴムの部分が覆われていて、雪が詰まりにくい
  • 凍りつきにくい
  • 夏用より重い

必須ではありませんが、雪の多い地域では効果があります。

駐車中はワイパーを立てておくと、ガラスに凍りつきません。これは道具を買わずにできる対策です。

車検と整備の時期

整備に出すなら、時期を考えると効率的です。

  • 10月 — 冬の前。バッテリー、ウォッシャー、タイヤ
  • 4〜5月 — 冬の後。下回りの洗浄と錆の点検

この2回を習慣にすると、冬に困ることが減ります。タイヤ交換のついでに点検を頼むのが現実的です。

どのくらいで買い替えるか

本州より早く傷むとはいえ、適切に手入れすれば長く乗れます。

差が出るのは下回りの錆です。春に洗っている車と、洗っていない車では、10年後の状態がはっきり違います。

中古車を買うときも、下回りの錆を見るのが北海道での判断になります。走行距離だけでは分かりません。

AUTHOR

ハル

函館・道南 · 観光スポット担当

函館生まれ。坂と港と朝市を毎週歩いています。混む時間と空く時間の話が得意です。

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