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初夏の虫対策。ブヨ・アブ・蚊の違いと、刺されない工夫

季節・イベント 3分で読めます by ナギ

屋外の予定を壊すのは天気より虫です。種類ごとに対策が違います。

  • ブヨは皮膚を噛む。数日かゆみが残る
  • アブは大型で痛い。黒い服と水辺に寄る
  • 明るい色の長袖が、虫よけより効く場面がある

6月から8月の北海道で、屋外の予定を台無しにするのは虫です。天気より確実に影響します。

3種類を区別する

虫 刺し方 症状
ブヨ(ブユ) 皮膚を噛みちぎる 腫れとかゆみが数日〜1週間
アブ 刺して血を吸う 刺された瞬間が痛い。腫れる
蚊 刺して血を吸う かゆみ。1〜2日

いちばん厄介なのはブヨです。小さく、刺された瞬間はほとんど痛みがありません。気づくのは数時間後で、そこから腫れが続きます。

刺されやすいのは足首とすねです。短パンやサンダルで草地に入ると集中して刺されます。

ブヨが出る場所と時間

  • 水辺 — 川・沢・湿地。幼虫が水中で育つ
  • 森の中・林道
  • 朝と夕方 — 日中より活発
  • 風のない日 — 風があると飛べない

渓流沿いの遊歩道や、キャンプ場がもっとも多い場所です。標高が高くても出ます。

アブの特徴

アブは大型で、羽音が大きいので来ると分かります。刺されると痛く、出血します。

寄ってくる条件があります。

  • 黒や濃い色の服 — 黒い物に向かう性質がある
  • 汗のにおい
  • 車の黒い部分 — 駐車した車に群がることがある
  • 水辺と牧場の周辺

対策として明るい色の服が効きます。白やベージュのほうが寄られにくいです。

車に群がっている場合、ドアを開けると入ってきます。少し走って振り切ってから停めるのが有効です。

服装でやること

虫よけ剤より、まず服です。

  1. 長袖・長ズボン — 皮膚を出さない
  2. 明るい色 — アブ対策
  3. 靴下を履く — 足首を守る。ここが最大の弱点
  4. サンダルで草地に入らない
  5. 首にタオルか手ぬぐい — 首筋も刺される

夏に長袖は暑いですが、薄手の長袖のほうが結果的に快適です。刺された後の数日間を考えると、迷う必要がありません。

虫よけ剤

市販の忌避剤を使います。成分で効き方が違います。

  • ディート — 広く効く。濃度が高いほど持続する。子どもは年齢制限がある
  • イカリジン — 年齢制限がない。衣類を傷めにくい

どちらも塗り直しが必要です。汗をかいたら効果が落ちます。2〜3時間ごとに塗り直してください。

足首・すね・首・手の甲に重点的に塗るのが要領です。服の上から使えるスプレーもあります。

刺されたあとの対応

ブヨに刺された場合です。

  1. かかない — かくと悪化し、長引く
  2. 冷やす — かゆみが和らぐ
  3. 抗ヒスタミン剤かステロイドの塗り薬を使う
  4. 腫れがひどい、熱が出た場合は受診する

市販のかゆみ止めを旅行に持って行くのが実用的です。現地で買うより早く対処できます。

ブヨのかゆみは、刺された翌日以降に強くなることがあります。数日残ると覚えておいてください。

時期の目安

時期 虫の状況
5月 少ない。雪解け直後
6月 ブヨが出始める
7〜8月 最も多い。アブも活発
9月 減る。歩きやすくなる
10月以降 ほぼいない

虫を避けたいなら、5月か9月以降に屋外の予定を入れるのが確実です。

屋外の予定を組むとき

虫の多い場所と、少ない場所があります。

  • 多い — 渓流沿い、湿原、林道、キャンプ場、牧場周辺
  • 少ない — 市街地、海沿い(風がある)、標高の高い稜線

海沿いは風があるため、虫が少ない傾向があります。風が吹いている場所は飛べません。

ハチとマダニ

刺す虫以外にも注意すべきものがあります。

スズメバチは秋に活発になります。巣に近づかないこと、黒い服を避けること、香りの強いものを付けないことが基本です。

マダニは草むらで衣服に付き、皮膚に食いつきます。

  • 草むらに肌を出して入らない
  • 帰ったら服と体を確認する
  • 食いついていたら、自分で引き抜かず受診する

マダニは感染症を媒介します。無理に取ると口の部分が残るので、医療機関で処置してもらってください。

AUTHOR

ナギ

帯広・十勝 · 移住と暮らし担当

2019年に十勝へ移住。家探し、灯油代、冬道の運転など、暮らして初めて分かったことを書きます。

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