道路情報の見方。通行止めと冬期閉鎖を調べる
出発前に見るべき情報を、具体的に挙げます。

- 標高の高い道路は冬期閉鎖される
- 吹雪と工事で通行止めになる
- 出発前と、走行中の確認が必要
北海道では道路が通れないことが実際に起きます。出発前の確認が旅程を守ります。
どういう理由で通れなくなるか
| 理由 | 時期 |
|---|---|
| 冬期閉鎖 | 11月〜翌5月。標高の高い道路 |
| 吹雪による通行止め | 12月〜3月 |
| 予防的通行規制 | 冬。吹雪の前に閉める |
| 工事 | 夏に集中する |
| 災害(土砂崩れ・冠水) | 大雨と台風の後 |
| 落石・雪崩の危険 | 春の雪解け時期 |
冬だけの問題ではありません。夏は工事、春は落石という理由があります。
冬期閉鎖される道路
毎年決まって閉まる道路があります。
- 知床横断道路 — 11月上旬〜4月下旬
- 三国峠(一部区間)
- 大雪山周辺の道路
- ニセコパノラマライン(一部)
- 日高の山間部
- その他、標高の高い峠道
閉鎖期間は年によって前後します。雪の量で決まります。
開通は4月から6月にかけて順次です。
どこで調べるか
- 北海道開発局の道路情報 — 国道
- 北海道の道路情報 — 道道
- 高速道路会社のサイト
- 自治体のサイト — 町道・村道
- 道の駅・観光案内所 — 現地の人に聞く
- ラジオの交通情報
国道と道道で管理者が違うので、両方見る必要があります。
現地では、道の駅で聞くのがいちばん早いことがあります。
予防的通行規制
冬に行われる運用です。
- 吹雪が予想される前に道路を閉める
- 事前に予告される
- 立ち往生を防ぐための措置
- 解除の時刻は未定のことがある
これは事前に発表されます。前日に情報が出るので、旅程を変える余裕があります。
「閉まるかもしれない」と出ていたら、その経路は避けてください。
走行中の確認
- 道路の電光掲示板
- ラジオの交通情報
- 道の駅での情報
- スマホで確認(電波がある場所で)
郊外では電波が届かない区間があります。走り出す前に確認しておくのが確実です。
迂回すると何時間変わるか
これが実害です。
- 知床横断道路が閉鎖 → ウトロから羅臼へ大回り。2〜3時間増える
- 峠が閉鎖 → 海沿いを回る。数時間増える
- 高速が閉鎖 → 一般道。1〜2時間増える
北海道では迂回路が少ないため、1本閉まると大きく変わります。
工事の情報
夏に集中します。
- 片側交互通行
- 時間帯による通行止め
- 夜間工事
- 事前に告知される
雪のない時期に工事を集中させるためです。夏に長距離を走る日は確認してください。
片側交互通行では、待ち時間が10分以上出ることがあります。
災害による通行止め
- 大雨の後の土砂崩れ
- 台風による冠水
- 地震
- 復旧に時間がかかることがある
長期にわたって通れなくなる場合があります。古い情報で経路を組まないでください。
マイカー規制
紅葉の時期などに行われる規制です。
- 大雪山の一部で実施される
- 指定の駐車場からシャトルバス
- 期間と時間が決まっている
- 混雑を避けるため
規制期間に自家用車で向かうと手前で止められます。行く年の情報を確認してください。
見るタイミング
- 旅程を組むとき — 冬期閉鎖の期間を確認
- 前日の夕方 — 予防的規制の予告
- 出発前の朝 — 当日の状況
- 走行中 — 掲示板とラジオ
1番目を省略すると、そもそも通れない経路で旅程を組むことになります。
代替手段を考えておく
通れない場合の備えです。
- 別の経路を調べておく
- JRやバスに切り替える
- 行き先を変える
- その日の宿を変える(キャンセル条件を確認)
冬に長距離を移動する日は、第二の計画を持っておいてください。
まとめ
- 旅程を組む段階で冬期閉鎖を調べる
- 国道と道道の両方を見る
- 前日と当日の朝に確認する
- 道の駅で現地の情報を聞く
- 迂回すると数時間変わると知っておく
北海道では、道路情報を見ることが旅程の一部です。