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9月の北海道は観光に向くのか。気温・混雑・見られるもの

季節・イベント 3分で読めます by ナギ

夏と秋の境目です。有利な点と、終わってしまうものを整理します。

  • 気温が下がり、虫が減る。歩きやすい
  • 夏の繁忙期が終わり、宿が取りやすくなる
  • 花は終わるが、紅葉と味覚が始まる

9月の北海道は、観光の条件としてはかなり良い時期です。夏の欠点が消え、秋の利点が出始めます。

気温

時期 札幌の目安
9月上旬 最高24〜26度。夏の名残
9月中旬 最高20〜23度
9月下旬 最高18〜20度。朝晩は10度前後

歩き回るのにちょうどいい気温です。朝晩の冷えに対応する1枚があれば足ります。

道東と道北はこれより低くなります。下旬の釧路や稚内は、朝が5度近くまで下がる日があります。

有利な点

9月を選ぶ理由は4つあります。

  1. 虫が減る — 7〜8月のブヨと蚊が落ち着く
  2. 混雑が引く — 夏休みが終わり、宿も取りやすい
  3. 空気が澄む — 展望台からの視界が良くなる
  4. 食べ物が出そろう — 秋の味覚が始まる

虫の問題は実際に大きいです。夏の屋外でブヨに刺されると、数日間かゆみが残ります。9月に入るとこの負担がなくなります。

終わってしまうもの

一方で、9月には間に合わないものがあります。

  • ラベンダー — 7月で終わり
  • ヒマワリ — 8月まで
  • 海水浴 — 8月で終了
  • 一部の遊覧船・アクティビティ — シーズンが終わる

花畑を期待して行くと、何もない畑を見ることになります。花が目的なら7月です。

ただし、コスモスやダリアは9月に咲きます。花そのものがなくなるわけではありません。

始まるもの

9月から入るものもあります。

  • 紅葉 — 大雪山で9月中旬から
  • 秋サケ・いくら — 漁が始まる
  • サンマ・サバ — 脂が乗る
  • じゃがいも・かぼちゃ・とうもろこし — 収穫期
  • サンゴ草 — 能取湖で9月中旬から

紅葉は標高の高い場所から始まります。大雪山系に行けば、9月に紅葉が見られます。平地は10月以降です。

服装

幅を持たせる必要があります。

  • 半袖または薄手の長袖
  • 羽織るもの(薄手のジャケットかカーディガン)
  • 風を通さない上着 — 山や海沿いに行くなら
  • 長ズボン — 朝晩と山

上旬と下旬で体感が違います。下旬に道東へ行くなら、秋物を持ってください。

山に上がるなら、冬に近い装備が必要です。大雪山の山頂付近は9月下旬に0度近くまで下がります。

混雑と価格

夏休み明けなので、全体として空いています。

時期 混雑
9月上旬 空いている
9月の連休 混む。宿も取りにくい
9月下旬の平日 空いている。紅葉の名所は別

連休だけが例外です。平日に動けるなら、9月はかなり快適です。

日照時間

9月は日が短くなっていきます。

  • 9月上旬の日没 — 18時前後
  • 9月下旬の日没 — 17時過ぎ

夏の19時まで明るい感覚で旅程を組むと、最後の予定が暗くなってからになります。1時間早めに動く前提で組んでください。

台風の影響

9月は台風が来る時期です。北海道まで到達することがあります。

影響は交通に出ます。

  • 飛行機の欠航
  • JRの計画運休
  • 道路の通行止め(土砂崩れ・冠水)

台風の進路が出ている場合は、日程を動かせるなら動かすのが安全です。北海道では台風の対策が本州ほど定着していない面もあります。

どこに行くか

9月の条件に合う行き先です。

  • 大雪山・層雲峡 — 紅葉の最前線
  • 道東(知床・釧路) — 空気が澄む。虫が減る
  • 網走・能取湖 — サンゴ草
  • 積丹・小樽 — 海沿い。空いている

逆に、富良野・美瑛は花が終わっています。丘の景色は見られますが、写真で見るような花畑ではありません。

AUTHOR

ナギ

帯広・十勝 · 移住と暮らし担当

2019年に十勝へ移住。家探し、灯油代、冬道の運転など、暮らして初めて分かったことを書きます。

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