釧路の炉端焼き。目の前で焼いてもらう形式
この街が発祥とされます。注文と食べ方を書きます。

- カウンターの向こうで焼いて、長い杓子で渡される
- 釧路が発祥とされる形式
- その日の魚から選ぶ。時価のものがある
炉端焼きは、客の前の炭火で焼いて出す形式の店です。釧路が発祥とされています。
どういう形式か
カウンターの内側に炭火の台があり、そこで焼きます。
- 氷の上や籠に食材が並んでいる
- 見て選ぶ
- 目の前で焼かれる
- 長い杓子(しゃもじ)で手渡される
- カウンターが基本。テーブルの店もある
食材を指さして注文できるので、名前が分からなくても頼めます。これが観光客にも使いやすい点です。
何が焼かれるか
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 魚 | ホッケ、キンキ、サンマ、カレイ、シシャモ |
| 貝 | ホタテ、ホッキ、ツブ |
| イカ・タコ | 丸焼き、げそ |
| 野菜 | じゃがいも、玉ねぎ、しいたけ、アスパラ |
| 肉 | 豚串、鶏、エゾシカ |
| その他 | つくね、おにぎり |
魚が主役です。その日に入ったものが並ぶので、季節で変わります。
時期ごとの魚
- 春 — ホッケ、カレイ
- 夏 — ホッケ、イカ、ツブ
- 秋 — サンマ、サケ、キンキ
- 冬 — キンキ、タラ、ホタテ、シシャモ
キンキ(キチジ)は高級魚です。脂が多く、焼くとうまい魚ですが値段が高いです。
シシャモは秋から冬です。本物のシシャモは北海道の太平洋側でしか獲れません。一般に売られているのは別の魚(カラフトシシャモ)です。
値段の確認
注意すべき点です。
- 時価のものがある — その日の仕入れで変わる
- 高級魚は1尾で数千円になることも
- 品書きに値段が書かれていないものがある
対策は単純です。頼む前に値段を聞く。「これはいくらですか」と聞けば答えてくれます。
聞かずに頼んで、会計で驚くことがあります。
注文の組み方
焼くのに時間がかかるので、順番があります。
- 最初に刺身か軽いものを頼む
- 同時に時間のかかる魚を頼む(焼くのに10〜20分)
- 合間に貝や野菜
- 最後におにぎりや汁物
大きい魚は焼くのに時間がかかります。先に頼んでおくと待ち時間が無駄になりません。
量の感覚
- 魚は1尾が大きい
- 2〜3人で分けるのがちょうどいい
- 貝は1個ずつ頼める
- 一度に頼みすぎると冷める
焼きたてを食べるのが要点なので、少しずつ頼むほうが向いています。
どこで食べるか
釧路の市街に炉端焼きの店が集まっています。
- 釧路駅周辺
- 末広町周辺(飲み屋街)
- 釧路川の近く
観光向けの店と地元向けの店が混在しています。品書きに値段が出ている店のほうが入りやすいです。
札幌や他の都市にも炉端焼きの店はありますが、釧路が本家とされています。
混む時間と予約
- 18〜20時が混む
- カウンターの席数が限られる
- 予約を受ける店がある
- 観光シーズンは特に混む
カウンター主体の店は席が少ないです。予約を入れるか、早い時間に行くほうが確実です。
釧路のほかの食べ物
- 釧路ラーメン — 醤油。極細の縮れ麺
- ザンギ — タレをかける流派がある
- 和商市場の勝手丼 — ご飯を買って好きな具をのせる
- スパカツ — スパゲティにカツとミートソース
勝手丼は和商市場の名物です。ご飯を買って、各店で好きな刺身を少しずつ買ってのせる形です。
スパカツは釧路の洋食店の名物です。量が多いので、ほかに食べる予定があるなら注意してください。
釧路に泊まる
道東を回る旅程の拠点になります。
- 釧路湿原 — 車で30分〜1時間
- 阿寒湖 — 車で1時間半前後
- 鶴居村(タンチョウ) — 車で40分前後
- 根室・納沙布岬 — 車で2時間半前後
- 摩周湖・屈斜路湖 — 車で2時間前後
市街に宿と飲食店がそろっているので、夜に食事ができるのが利点です。湿原や湖の近くに泊まると、食事の選択肢が限られます。
夕日
釧路は夕日で知られる街です。
幣舞橋(ぬさまいばし)からの夕日が有名で、世界三大夕日とうたわれています。釧路川の河口にかかる橋です。
- 夏は霧で見えない日が多い
- 秋から冬のほうが見える確率が高い
- 橋の上から見る
- 日没時刻を調べて行く
炉端焼きの前に夕日を見る、という組み方ができます。市街の中にあるので移動が短いです。