hokkaido-tips.com

利尻と礼文。2つの島の違いと、回る順番

観光スポット 3分で読めます by ソラ

性格が違う島です。どちらに何日かけるかを書きます。

  • 利尻は山。礼文は花と海岸
  • フェリーは海が荒れると欠航する
  • 夏(6〜8月)が本番。冬は便が減る

稚内の沖に利尻島と礼文島があります。隣り合っていますが、見るものが違います。

2つの島の違い

利尻島 礼文島
地形 円錐形の山が中心 細長く、起伏がある
見るもの 利尻山、湖、海岸線 高山植物、海岸、トレイル
回り方 島を一周する道路 歩くコースが複数
島の一周 車で2時間前後 道路は島の一部のみ

要点はこうです。利尻は山を見る島、礼文は歩く島です。

利尻島

島の中央に利尻山(1,721m)がそびえています。

  • 島を一周する道路がある。車やバスで回れる
  • どこからでも山が見える
  • 姫沼・オタトマリ沼から山が映る
  • 海岸線に奇岩がある
  • 自転車で一周する人もいる(60km前後)

利尻山は海から直接立ち上がる形です。標高は1,721mですが、海抜0mから登るため実質的な高度差が大きくなります。

登山は往復9〜10時間かかります。日帰り登山としては重い山です。

礼文島

「花の浮島」と呼ばれます。

  • 高山植物が平地で咲く
  • レブンアツモリソウなど固有の植物がある
  • 歩くコース(トレイル)が複数ある
  • 海岸線と断崖
  • スコトン岬

礼文島の特徴は、本来は高山に咲く植物が海岸近くで見られることです。冷涼な気候のためです。

花の見ごろは6月から7月です。この時期に合わせて行く人が多くいます。

礼文のトレイル

歩くコースがいくつかあります。

  • 8時間コース — 島の西海岸を縦走。体力が必要
  • 4時間コース — 中程度
  • 短いコース — 数時間。初めてでも歩ける
  • 桃岩展望台周辺 — 短時間で花が見られる

8時間コースは登山の装備と体力が必要です。天候が急変するので、軽装では歩けません。

花を見るだけなら、短いコースで足ります。

どちらに何日かけるか

日程 組み方
1日 どちらか1島。利尻を車で一周が現実的
2日 1島に1泊。または両島を日帰りで
3日 両島に泊まる。余裕がある
4日以上 登山やトレイルを入れられる

花とトレイルが目的なら礼文に2日、山と景色なら利尻に1〜2日という配分になります。

フェリー

稚内から両島へ、また島の間にも航路があります。

  • 稚内〜利尻 — 1時間40分前後
  • 稚内〜礼文 — 1時間55分前後
  • 利尻〜礼文 — 40〜45分前後
  • 便数は季節で変わる。冬は減る

両島を回るなら、稚内→礼文→利尻→稚内という形が組めます。島の間の便があるためです。

ただし島の間の便は本数が少ないので、時刻表で確認してください。

欠航の可能性

これが最大の注意点です。

  • 海が荒れると欠航する
  • 島に渡ったあと戻れなくなることがある
  • 冬は欠航が多い
  • 台風や低気圧の影響

対策は日程に余裕を持つことです。帰りの飛行機の前日に島にいるという組み方は避けてください。

最低でも1日の余裕を見ておくのが安全です。

食べ物

  • ウニ — 6〜8月が漁期。評価が高い
  • 利尻昆布 — 高級品。常温で持ち帰れる
  • ホッケ
  • 利尻ラーメン — 昆布だしを使う

ウニは夏しか食べられません。これを目的に行くなら6〜8月です。

昆布は土産に向きます。軽く、常温で持てます。

服装

夏でも涼しく、風が強いです。

  • 風を通さない上着 — 必須
  • 長袖・長ズボン
  • 歩きやすい靴(トレイルなら登山靴)
  • 雨具 — 傘は風で使えない
  • 虫よけ

7月でも最高気温20度前後です。本州の夏の服装では寒いです。

宿

両島に宿がありますが、数は限られます。

  • 民宿、旅館、ホテル
  • 夏(6〜8月)は早く埋まる
  • 冬は休業する宿がある
  • 食事は宿で取る前提

夏に行くなら数か月前の予約が必要です。島の宿泊数には上限があります。

AUTHOR

ソラ

旭川・道北 · 季節とイベント担当

旭川在住。雪と気温の話ばかり書いています。冬の装備と、春夏の花の見ごろを追いかけています。

このライターの記事 →