モエレ沼公園。地形そのものが作品の公園
彫刻家が設計した公園です。見るものと回り方を書きます。

- 公園全体がひとつの彫刻として設計されている
- 人工の山とガラスのピラミッドが中心
- 広い。自転車があると回りやすい
モエレ沼公園は札幌市の東部にあります。公園全体がひとつの作品として設計されたのが特徴です。
どういう公園か
彫刻家のイサム・ノグチが基本設計を手がけました。
- かつてごみの埋立地だった土地
- 公園として整備する計画が立てられた
- 「全体が一つの彫刻作品」という構想
- 設計者の死後、構想にもとづいて完成した
- 2005年に全体が完成
つまり、地形そのものが作品です。中に彫刻が置かれているのではなく、山や丘が作品です。
主な見どころ
| 場所 | 内容 |
|---|---|
| モエレ山 | 人工の山。標高52m。登れる |
| ガラスのピラミッド | ガラスと鉄の建物。屋内 |
| プレイマウンテン | 石段のある人工の丘 |
| 海の噴水 | 夏に稼働。大規模な演出 |
| ミュージックシェル | 白い野外ステージ |
| 遊具 | 子ども向け。デザインされている |
いずれも幾何学的な形をしています。これが公園全体の印象を作っています。
モエレ山
ごみと公共残土で作られた人工の山です。
- 標高52m
- 登る道が複数ある
- 往復30分前後
- 山頂から札幌市街と手稲山が見える
- 冬はそり遊びの場になる
直線的な登り道と、らせん状の道があります。どちらから登るかで印象が変わります。
山頂は平らで、360度見渡せます。
ガラスのピラミッド
ガラスと鉄で作られた建物です。
- 屋内。天候に関係なく入れる
- 展示スペース
- レストランと喫茶
- イサム・ノグチに関する展示
- 冬も開いている
雨や雪の日の行き先としても使えます。建物自体が見るものです。
ガラス越しに公園が見えます。
海の噴水
夏に稼働する大規模な噴水です。
- 直径が大きい
- 水の演出が15分前後の構成になっている
- 1日に数回、時刻が決まっている
- 夜はライトアップされる
- 稼働期間が限られる(夏)
単に水が出るだけではなく、高さと形が変化する演出です。時刻を確認して行ってください。
冬は稼働しません。
広さと回り方
公園は広いです。
- 面積は約189ヘクタール
- 歩いて一周すると2時間以上
- レンタサイクルがある
- 自転車なら1時間程度で回れる
歩くと時間がかかります。自転車を借りるほうが効率的です。
所要の目安です。
| 回り方 | 所要 |
|---|---|
| モエレ山とピラミッドだけ | 1時間半 |
| 自転車で一周 | 1〜2時間 |
| 歩いてひと通り | 2〜3時間 |
季節ごとの様子
- 春(5月) — 桜の森がある。新緑
- 夏 — 噴水が稼働。緑が濃い
- 秋 — 紅葉。空気が澄む
- 冬 — 雪原。そり遊び。歩くスキーのコース
冬は一面の雪原になり、幾何学的な地形がより際立ちます。モエレ山でそり遊びができます。
歩くスキーの道具を貸し出す期間があります。
桜の森
公園内に桜が植えられた区域があります。
- 5月上旬〜中旬
- 本数が多い
- 円山公園より空いている
- 火気の使用には規則がある
札幌の桜の名所としては円山公園が有名ですが、こちらのほうが空いています。
アクセス
| 手段 | 所要 |
|---|---|
| 地下鉄環状通東駅からバス | 25分前後 |
| 地下鉄栄町駅からバス | 25分前後 |
| 札幌駅から車 | 30分前後 |
| 新千歳空港から車 | 1時間前後 |
地下鉄+バスで行けます。バスの本数を確認してください。
駐車場があり、無料の期間と有料の期間があります。
服装と持ち物
- 歩きやすい靴 — 広い。山にも登る
- 羽織るもの — 開けた場所で風がある
- 日差し対策 — 日陰が少ない
- 水 — 売店は限られる
- 冬は防寒と滑らない靴
遮るものが少ない公園です。夏は日差し、冬は風が直接当たります。
向く人
- デザインや建築に関心がある
- 広い場所を歩きたい
- 子どもを遊ばせたい — 遊具がある
- 混雑を避けたい
市街の観光地とは性格が違います。何かを見に行くのではなく、空間を歩くという場所です。