積丹のウニは夏だけ。漁期と、食べに行くときの判断
6月から8月が漁期です。行く時期と組み方を書きます。

- 漁期は6月から8月。それ以外は生のものがない
- アカウニとキタムラサキウニで時期と味が違う
- 海が荒れると漁に出られず、休業する店がある
積丹半島はウニで知られています。ただし食べられる時期が限られます。
漁期
| 種類 | 漁期の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| キタムラサキウニ | 6月〜8月 | 淡い黄色。すっきりした甘み |
| アカウニ(エゾバフンウニ) | 7月〜8月 | 濃い橙色。味が濃い |
年によって前後し、漁獲量で終了が早まることがあります。8月下旬には終わると考えてください。
9月以降に積丹へ行っても、生のウニはありません。冷凍や加工品になります。
2種類の違い
見た目と味が違います。
- キタムラサキウニ — 殻のとげが長い。身は淡い黄色。あっさり
- アカウニ — とげが短い。身は濃い橙色。濃厚
値段はアカウニのほうが高い傾向があります。どちらが好みかは食べ比べないと分かりません。両方出す店なら頼んでみる価値があります。
食べ方
店で出る形です。
- 生ウニ丼 — ご飯にのせる。もっとも一般的
- 殻付き — その場で割って食べる
- 刺身の盛り合わせの一品として
- 蒸しウニ・焼きウニ — 加熱したもの
生ウニ丼は、ミョウバンを使わない「無添加」のものを出す店があります。ミョウバンは形を保つための処理ですが、わずかに苦みが出ます。
産地で食べる利点は、この処理をしていない状態で食べられることです。
価格の感覚
安くはありません。
- 生ウニ丼 — 4,000〜8,000円程度
- 2種のウニをのせた丼 — さらに上がる
- 漁獲量で値段が動く
不漁の年は高くなります。時価表示の店では、頼む前に値段を聞いてください。
海が荒れると食べられない
これが実際に起きます。
ウニ漁は手で採る漁です。箱めがねで海底を見ながら、長い柄の道具で採ります。波があると作業できません。
- 前日が荒天だと、その日のウニがない
- 臨時休業する店がある
- 「本日のウニは終了」で早く閉まる
対策は2つです。
- 午前に行く — 売り切れる前
- 前日の天候を見る — 荒れていたら別の日に
「行けば必ず食べられる」とは限りません。第二候補を用意しておくと、がっかりしません。
どこで食べるか
積丹半島の海沿いに店が点在しています。
- 漁港の近くの食堂
- 観光向けの大きな店
- 宿の食事
7月から8月の週末は行列ができます。開店前から並ぶ店もあります。
平日の午前なら待ち時間が短くなります。
あわせて見るもの
積丹は海岸線の景色がよい地域です。
- 神威岬(かむいみさき) — 細い尾根を歩いて先端へ。所要往復1時間前後
- 島武意海岸 — トンネルを抜けると海が開ける
- 黄金岬
- 積丹ブルー — 透明度の高い海の色
神威岬は風が強いと通行止めになります。尾根の上を歩くので、強風の日は閉められます。
海の色は「積丹ブルー」と呼ばれます。晴れた日の午前がもっともきれいに見えます。
行き方
| 出発地 | 所要 |
|---|---|
| 小樽 | 車で1時間半前後 |
| 札幌 | 車で2時間前後 |
| 新千歳空港 | 車で2時間半前後 |
公共交通では行きにくい地域です。路線バスはありますが本数が限られます。車が現実的です。
海沿いの道は景色がよい反面、カーブが続きます。
1日の組み方
- 札幌を8時に出る
- 10時に積丹着。神威岬を歩く
- 11時半に昼食(ウニ丼)
- 午後に島武意海岸など
- 夕方に小樽へ寄って札幌に戻る
ウニを昼に食べるのが肝心です。午後に行くと売り切れます。岬を先に歩いて、11時台に店に入るのが安全です。
持ち帰り
生ウニは日持ちしません。
- その日に食べるもの
- 持ち帰るなら保冷して当日中
- 塩水パックのものは少し持つ
- 確実なのは発送
土産にするなら、瓶詰めや冷凍のものが現実的です。生の味とは別のものになりますが、常温や冷凍で運べます。