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十勝川温泉のモール泉。茶色い湯は植物由来

温泉 · 音更町 3分で読めます by ソラ

世界的に少ない泉質です。何が違うのかを説明します。

  • 植物由来の成分を含む。茶褐色の湯
  • 世界でも産地が限られる泉質
  • 帯広から車で20分台。空港からも近い

十勝川温泉の湯は茶褐色です。鉄分でも泥でもなく、植物由来の成分による色です。

モール泉とは

地下の泥炭層(植物が堆積して炭化した地層)を通った湯です。

植物が分解してできたフミン酸などの有機物が溶け込み、茶色く色づきます。

  • とろみがある
  • 肌がなめらかになる感触
  • においは土や植物に近い。硫黄臭ではない
  • 色の濃さは源泉によって違う

このタイプの湯は世界でも産地が限られます。ドイツの一部と、日本では北海道が主な産地です。

どこで湧くのか

十勝平野は、かつて湿原と泥炭地が広がっていた土地です。その地層を通った地下水が温泉になっています。

そのため、十勝地方に同じ性質の湯が点在しています。十勝川温泉がもっとも知られていますが、周辺の町にもモール泉の施設があります。

札幌の一部や、道内のほかの地域にもモール泉があります。

入ったときの感触

硫黄泉のような強い刺激はありません。

  • 湯がとろりとしている
  • 肌がぬるぬるする
  • 湯上がりに肌がやわらかく感じる
  • 刺激が弱いので長めに入れる

「美人の湯」と宣伝されることがあります。肌の感触が変わるのは実際に分かります。

ただし乾燥しやすいので、湯上がりに保湿してください。

注意点

  • 白いタオルに色が付くことがある
  • 白い水着も同様
  • 湯の色で底が見えにくい。足元に注意

気にするタオルは持ち込まないほうがいいです。宿のタオルを使ってください。

温泉街の様子

十勝川の河畔に宿が並んでいます。大型の宿が中心です。

  • 宿が十数軒
  • 日帰り入浴を受ける宿がある
  • 公共の日帰り施設もある
  • 足湯がある

温泉街としての広がりは大きくありません。夜に出歩く場所は限られます。食事は宿で取るか、帯広市街に出る形になります。

周辺の見どころ

場所 所要 内容
帯広市街 車で20分台 豚丼、菓子店の本店
十勝が丘展望台 車で5分 十勝平野と川を見下ろす
ばんえい競馬(帯広) 車で25分 重い荷を引く競馬。ここだけ
幸福駅・愛国駅 車で40分前後 廃線の駅。名前で知られる
然別湖 車で1時間前後 高地の湖。紅葉と冬の催し

ばんえい競馬は帯広だけで行われています。農耕馬が重いそりを引く競走で、ほかでは見られません。

冬の催し

冬に、白鳥が飛来する時期があります。十勝川の河畔で見られます。

また、気球(熱気球)の催しが行われる年があります。十勝は気球が盛んな地域です。

冬の十勝は晴天率が高いのが特徴です。雪は多くありませんが、気温が低く、−20度を下回る日があります。

アクセス

  • とかち帯広空港から車で40分前後
  • 帯広駅から車・バスで20〜30分
  • 札幌から車で3時間前後
  • 釧路から車で2時間前後

帯広駅から路線バスが出ています。本数は限られるので時刻表を確認してください。

空港から近いので、到着日の夜か最終日の朝に泊まるという使い方ができます。

十勝の食べ物

温泉と組み合わせて食べられるものです。

  • 豚丼 — 帯広が本家
  • チーズ・乳製品 — 酪農地帯。工房が多い
  • 菓子 — 大手の菓子店の本店がある
  • 小豆・長いも — 畑作の産物
  • ワイン — 池田町に醸造所がある

十勝は農業と酪農の中心地です。食材の産地を回るという旅程が組めます。

チーズ工房は冬期に休業するところがあります。寄る予定なら営業日を確認してください。

AUTHOR

ソラ

旭川・道北 · 季節とイベント担当

旭川在住。雪と気温の話ばかり書いています。冬の装備と、春夏の花の見ごろを追いかけています。

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