洞爺湖温泉は湖に面している。夏の花火と、湯の選び方
湖畔に宿が並び、夏は毎晩花火が上がります。回り方を整理します。

- 湖畔に宿が並び、湖に面した湯船が多い
- 夏期は毎晩、短時間の花火が打ち上げられる
- 有珠山・昭和新山と組み合わせて回れる
洞爺湖温泉は、洞爺湖の南岸にあります。湖に面した立地が、この温泉地の性格を決めています。
湖に面しているということ
宿が湖岸に並んでいるため、湯船から湖が見える施設が多くあります。
- 露天風呂から湖と対岸の山が見える
- 部屋からも湖が見える(湖側の部屋)
- 湖畔に遊歩道がある
注意点があります。「湖側」と「山側」で部屋の値段が違います。景色が目的なら湖側を指定する必要があります。
ただし、湖畔の遊歩道は誰でも歩けます。景色だけが目的なら、部屋の向きにこだわらなくても見られます。
夏の花火
洞爺湖の夏の名物です。期間中は毎晩、湖上から短時間の花火が打ち上げられます。
- 1日だけの大会ではなく、連夜行われる
- 時間は20分ほど
- 船が移動しながら打ち上げる形
- 期間は夏から秋にかけて
これは旅程を組むうえで有利です。特定の日に合わせる必要がありません。期間中に泊まれば見られます。
見る場所は、湖畔の遊歩道か、宿の湖側の部屋・露天風呂です。湯に入りながら見られる宿もあります。
夜の寒さ
花火を見るなら、服装に注意してください。
洞爺湖は標高があり、水辺です。夏の夜でも20度を下回ります。昼の格好で外に出ると寒いです。
羽織るものを持って行ってください。宿の浴衣の上に1枚あると十分です。
泉質
塩化物泉が中心です。塩分を含むため、湯冷めしにくいのが特徴です。
無色透明の湯が多く、見た目に特徴はありません。入ったあとの温まり方で違いが分かります。
日帰り入浴を受ける宿があります。受付時刻は午後早めに終わることが多いので、午前から昼過ぎに行ってください。
無料で楽しめるもの
- 湖畔の足湯 — 数か所にある。タオル持参
- 彫刻の散策路 — 湖畔に彫刻が並ぶ
- 湖畔の遊歩道 — 歩いて景色を見る
彫刻は湖を囲んで多数設置されています。歩きながら見る形で、所要は歩く範囲によります。
火山と組み合わせる
洞爺湖の周辺は火山活動の跡が残る地域です。
| 場所 | 内容 |
|---|---|
| 昭和新山 | 1943年からの噴火でできた山。赤茶けた山肌 |
| 有珠山ロープウェイ | 山頂から火口と湖を見る |
| 金比羅火口災害遺構 | 2000年の噴火で被災した建物を保存 |
| 火山科学館 | 噴火の記録と展示 |
この一帯はユネスコ世界ジオパークに認定されています。噴火の痕跡を実際に見られるのが、ほかの温泉地と違う点です。
災害遺構は、被災した建物をそのまま残したものです。観光というより記録を見る施設です。
湖の遊覧船
湖に遊覧船が出ています。中島という島に上陸できる航路があります。
- 所要は航路によって30分から1時間程度
- 中島には森の散策路がある
- 冬も運航する(島には上陸しない期間がある)
中島にはエゾシカが生息しています。散策路で見かけることがあります。餌を与えないでください。
アクセス
| 出発地 | 所要 |
|---|---|
| 新千歳空港 | 車で1時間半前後 |
| 札幌 | 車で2時間前後 |
| 登別 | 車で1時間前後 |
| 函館 | 車で2時間半前後 |
JRの駅から路線バスで行く形になります。バスの本数が限られるので、時刻表を確認してください。
札幌と函館の中間にあたる位置なので、道南へ移動する途中に1泊という組み方がしやすいです。
季節ごとの様子
- 春 — 桜。空いている
- 夏 — 花火。もっとも混む
- 秋 — 紅葉。花火の期間が続く年がある
- 冬 — 湖は凍らない。雪と湖の対比
洞爺湖は冬でも全面凍結しません。周囲が雪に覆われても湖面が開いているので、冬の景色が独特です。
混む時期
夏の週末と、お盆が混みます。花火の期間は宿が埋まります。
平日に泊まれるなら、同じ宿が安く取れます。花火は平日も上がるので、日程を動かせるなら平日が有利です。