hokkaido-tips.com

稚内と宗谷岬。日本最北へ行くときの距離と準備

観光スポット · 稚内市 3分で読めます by ナギ

遠いです。どう行くか、何を見るかを現実的に整理します。

  • 札幌から車で6時間前後。飛行機なら1時間
  • 夏でも風が強く、気温が低い
  • 宗谷岬以外に、公園・岬・離島がある

稚内は日本の最北の市です。とにかく遠いので、行き方から考える必要があります。

どう行くか

手段 所要 備考
飛行機(札幌・東京から) 1時間前後 便数が少ない。欠航もある
JR(札幌から特急) 5時間前後 本数が少ない
高速バス(札幌から) 6時間前後 夜行便がある
車(札幌から) 6時間前後 自由度は高い

日程が短いなら飛行機です。往復12時間を移動に使うのは、相当な覚悟が必要です。

車で行く場合、途中で1泊するほうが無理がありません。旭川や名寄、または日本海側のルートで寄る町があります。

宗谷岬

日本最北端の地です。モニュメントがあり、記念の写真を撮る場所になっています。

  • 最北端の碑
  • 晴れていればサハリンが見える
  • 「日本最北端」の売店と食堂
  • 丘の上に展望施設がある

見る時間は30分から1時間です。広い観光地ではありません。「来た」ということが目的の場所です。

稚内の市街から車で30分前後です。

風と気温

ここが重要です。稚内は風が強い土地です。

  • 海に囲まれ、遮るものがない
  • 夏の最高気温は20度前後
  • 風があると体感が大きく下がる
  • 霧が出る日がある

8月でも、上着が必要です。本州の夏の服装で行くと、宗谷岬で震えます。

風を通さない上着を持って行ってください。傘は使えません。

宗谷岬以外の見どころ

  • ノシャップ岬 — 市街に近い。夕日が見られる
  • 稚内公園 — 市街を見下ろす。氷雪の門などの記念碑
  • 北防波堤ドーム — 古い港湾施設。半円のアーチが続く
  • 宗谷丘陵 — 氷河期の地形。白い貝殻の道がある
  • 稚内灯台

宗谷丘陵は見落とされがちです。なだらかな丘が連なる地形で、風力発電の風車が並んでいます。日本では珍しい周氷河地形として知られています。

北防波堤ドームは、かつてサハリンへの航路があった時代の施設です。独特の形で、写真を撮る人が多い場所です。

離島へ行く

稚内から利尻島と礼文島へフェリーが出ています。

島 特徴
利尻島 円錐形の利尻山。1周できる道路
礼文島 花の島。高山植物が平地で見られる

どちらもフェリーで1時間半から2時間です。日帰りもできますが、泊まったほうが余裕があります。

注意点として、海が荒れると欠航します。島に渡ったあと戻れなくなる可能性があります。日程に余裕を持ってください。

礼文島の花は6月から7月が見ごろです。

食べ物

  • タコ — 稚内はタコの産地。しゃぶしゃぶが知られる
  • ホタテ — オホーツク・日本海側
  • ウニ — 利尻・礼文のウニは評価が高い。夏が旬
  • カニ — 市場と直売所
  • 利尻昆布 — 土産に向く。常温で持てる

利尻・礼文のウニは、夏(6〜8月)が漁期です。この時期に行くなら狙う価値があります。

宿と食事の事情

市街に宿がありますが、数は限られます。

夏の観光シーズンは埋まるので、早めの予約が必要です。

飲食店も市街に集まっています。宗谷岬の周辺には店がほとんどありません。食事は市街で済ませるか、持って行ってください。

給油

稚内へ向かう道は、スタンドが少ない区間があります。

特に内陸を通るルートは、町の間隔が広いです。町を出る前に給油してください。

郊外のスタンドは18〜19時に閉まり、日曜に休むところがあります。

冬に行く場合

条件が厳しくなります。

  • −10度以下。風があるので体感はさらに低い
  • 吹雪で道路が閉鎖される
  • 飛行機が欠航する
  • 日照時間が短い

冬の稚内は、国内でもっとも厳しい気象条件のひとつです。観光として行くなら、予定が崩れることを前提にしてください。

AUTHOR

ナギ

帯広・十勝 · 移住と暮らし担当

2019年に十勝へ移住。家探し、灯油代、冬道の運転など、暮らして初めて分かったことを書きます。

このライターの記事 →